投稿作品集 > 体育教師奈津子 番外編 第3章 p.22

このストーリーは、bbs にて、ロッキー 氏より投稿していただいた作品です。 この作品の著作権は ロッキー 氏にあります。



■ 未来の姿 1年A組 草薙天羽 ■

(1)

『クラスマッチ女子バレー』と横断幕が貼られてます。

鳴海副会長、意外と達筆やね。こういうところは見習わなんとあかんね。マジックで細く書いてあるよりも、毛筆でデカデカと書いてある方が決勝って感じするやん!

フォトショップとかじゃないで、生徒会役員の前で一発で書きはった力作なんやて。A組は授業で習字やるで。でも、一発でこんな見事なんよう書かん。

ブリンスカとナタリアとアリサとフローラは、実際に書くことなんてあらへんて思うてたらしくて、驚いたいうてた。それ以来、寮でも鳴海副会長にベッタリや。わかりやすすぎやねん!

今度、茶道にもチャレンジするらしいで。正座もまともにできへんくせに。和菓子食べたいだけやろ~。ちなみに横断幕も、0.5度単位で曲がってる言われて、設置に一時間掛かってたで。

さて、今日のウチの仕事は、モッパーとボールガールや。決勝戦やからね。失敗は許されへんねん。ちなみに、審判は島田先生。録画判定もバッチリ対応してはる。

客席は既に満席。全校生徒来てるんやないか? ぎょーさん人おるで。

「どっちが勝つと思います?」

当然、一人やあらへんよ。鷹司と光それに、佳子と美紀も一緒や。佳子達は向こうサイドで待機やへど、まだ開始前やからこっちで最終確認してんねん。

「そりゃぁ、新垣さんとサンドラさん二人おるやから、2年生やろ。雑用一週間掛けよか?」

参加競技のブックメーカーには、八百長防止のために参加できへん仕組みやねん。


「おもろいじゃん。私はキャプテンに可愛がってもらってるし、3年生じゃないかおもうんじゃけど。光は?」

美紀は一般クラスなんやから雑用あらへんやろ。部活の片付けってウチら寮の仕事有るからほとんどしてへんねん。それまでやったら、ウチ、政代さんと吉原さんの夕飯の準備ようせんで。

「私は2年生かなぁ……。麻友ちゃんと佳子ちゃんは?」

洒落のわからんノリの悪い二人が参加するわけあらへん、真面目ぶりやがって! 実際、真面目なんやけどな。

「3年生ですかね。準決勝でのキャプテンは、まるで鬼神のような迫力でした。バレーのときは怖い人だなと思ってたんですけど、敵に回してみて改めて実感しました。精神論とかナンセンスだと思ってましたが、勝利を呼び寄せるってのは本当にあるんですねぇ」

「私も中学からの先輩なんで3年生で……」

どんな風の吹き回しやねん。

「天ちゃんは?」

「うちはそやねぇ。付き人やし、吉原さんのおる2年生やね。柔道んとき、ブチ切れて狩野のアバラ折ったような、ミラクルあるかもしれへん」

政代さんはサッカーの担当やから、今日はラジオで解説やねん。峯岸ちゃんと野村先輩がブッキングしてはったで、ちなみに三井先生はもちろん放送部の解説や。両方をよく知ってるからなぁ。

「源さんってバレーできるの? あんまり、運動してるイメージ無いけど」

「私達もそれで油断しました。意外とそつなくどのポジションもこなされますの。政代さんが何にも教えてくれませんでしたの」

「だから、碧が試合前に言ったんだよ! 小町さんには気をつけようって」

そやかて、ほんと科学部とか文系のイメージしかあらへんかったんやもん。撫子はエクセサイズで一緒や言うてたけど、どんなエクセサイズしてんねん! あの人も政代さんと同じでバケモンや。

『軍用犬のシェパード』いうてた意味がすぐわかったわ。でも、あれは相当練習してるで、授業ないから。3年生自主トレめっちゃしてたんやないか?

「公衆の面前で受けた高い授業を無駄にはしません」

全くや! もう二度と油断なんてせぇへん!


(2)

照明が全部消え、主審の島田先生を先頭に選手入場。色とりどりの照明が先輩達を照らす。やっぱ決勝ともなると、演出も凝ってるなぁ。

「綺麗ですねぇ~」

珍しいやん。鷹司にそんな感情あったんやね。

「ほんまやねぇ。来年は絶対ウチラも決勝まで来ような!!!」

「キャプテン、やっぱりバレーのときは怖いねぇ」

コートでは双方が円陣を組む。

「絶対、勝つぞ!!」

「おお!!」

3年生が雄叫びをあげてポジションに付く。

「そういえば、桐谷さんに歴代マネージャーの記録見せてもらったんだけど、キャプテンてさ、1年生のときほとんど試合でてないんだよね」

商業コースの桐谷さんは、1年生からレギュラーやったけど、中学時代からの膝の故障が限界を迎えて、マネージャーに転向した人や。練習前にウチラがちゃんと準備してるかチェックするメッチャ怖い人。

ボールの空気圧から床の汚れのチェックもメッチャ厳しいねん。練習には直接関係ないところもチェックあんねん。練習場の乱れは部の乱れに繋がるみたいな説教を練習後に正座して聞かされた回数は数え切れへん!

あと、部費の管理もされてんで。卒業したら、一条先生のテレビ局の総務に就職するんやて。パソコンも得意で、バレー部の勧誘ポスタとか、試合の告知ポスターとか一手に引き受けてらっしゃる。

秋からは光が引き継ぐらしい。マネジャーも大変やなぁ。2年生マネージャーはおらんから一人でやらなあかんねんて。キャプテン曰く、各学年にいたという記憶が無いらしい。


「そうなん?」

「ベンチ入りもなかったみたい。2年生の夏からちょこちょこ出だして、秋から定着したみたい。意外と苦労人なんだよ」

「てっきり、1年生からレギュラーかと思ってました。そういえば、草薙さん達と同じセレクション組ですよね?」

「せやで! 推薦のお嬢様とは根性ちゃうねん!」

「先代マネージャーの天野洋子先輩が凄く細かく記録してたんだけど、入部しても、50人位いる1年生部員の中で身長くらいしか目立つもの無かったらしいよ。本番に弱くて練習では出来るのに、試合になるとミスばっかで、先輩達からも結構、やられてたみたい~」

今や、その3年生も桐谷さんを含めて五人だけ。一般受験組とセレ組のキャプテンしか残ってないってのが皮肉やね。

「何をされてたん?」

「イジメとも違うみたいなんだけど、ちゃんと気合入れろよみたいな? それに限らず部員全員の様子とか鮮明に書いてあるのよ。練習方法とか、誰が叱られてたからフォローしようとか、誰を褒めてあげてくれと先生に言っておこうとか。マネージャーの鏡!

みんなからの信頼も厚くて、試合には全く出れなかったけど、キャプテンにも選ばれたみたい」

よっぽどやり手やったんやろう。


最初のサーブは3年生。サーバーはキャプテン。本人曰く、一番得意なのはブロックでもなければ、アタックでもなく、サーブや言うてはった。

自分のペースで唯一できるプレーやし好きなんやて。2年生のときに大失敗してそれ以来一日1000本以上打ってるらしいで。ウチラはまだ授業があるから見たことあらへんけど、自主トレで一緒の新垣さん達が言うんやから間違いないやろ。

キャプテンのジャンピングサーブは、横から見ると流れるようで、見とってうっとりするわ。長身でリーチも有るし、威力抜群やで。

当然、素人に取れる球やあらへん。サンドラさんしかこんなの取れんて。新垣さんもレシーブ頑張ってるけど、まだ無理やろうなぁ。

だってレシーブの専門家、リベロの畠山ちゃんがギリギリやったもん。終わった後、腕パンパンで冷やしとったし。しかも、それを一発で、ラインギリギリに落とすから凄いわ。

仮にサンドラさんがレシーブしても、今度は新垣さんにつなぐトスがあがらへん。当然、サンドラさんでもギリギリ返せるレベルやから、難しい球やからウチでも正確にトスあげれるかわからん。

ていうか、準決勝ではあげれんかった。トップスピンみたいなのか掛かってて、レシーブすると奥に飛んでくねん。

「練習して練習して、挫折して、また練習して、三年間繰り返してきたんだよ」

「逆をいうと、今、レギュラーでも、三年後はベンチって可能性もありますもんね」

「せやなぁ。ウチラちょっとイキってたんかもしれへんなぁ……」

単純な運動能力なら2年のほうが圧倒的に上。運動部も多いし。3年生はキャプテンと、源さんくらいやろ、あとはサバイバル部だったり、古武術部の主将はおるけど運動神経とはちゃうやろ。

ブロックは二人必ず全力で飛ぶし、キャプテンも打って終わりじゃなくて、ちゃんと守備位置に毎回走るねん。そんなに、足は早くないから、ドタドタやけど、必死に走るねん。

なんか、3年生からは、一度掴んだ流れは絶対手放さないという強い意志を感じんねん。こんなペースでやってて試合終了までもつんやろうか。政代さんをはじめ、おちゃらけた人が多い印象だったけど、やるときはやるんやなぁ。

キャプテンは全てのサーブを決め、あっという間に1ゲーム先取。決勝はフルセットだからまだまだ続くんやけど。


(3)

    ベンチ
     ↑
     ↑セッター突っ込む
                   ネット
返ったことが前提で必ず飛ぶ │
                    │

守備のときも、プレッシャーってかけれんねんなぁ。部活やあらへんし、そんな綺麗にうごいてるわけやないで、でもなんかこれ続けられたらきついんやて。

「こんなに凄い真田キャプテンが全国処女なんですよね」

「東京ブロックどんだけ激戦やねん!」

「キャプテンって進学希望らしいよ」

堅実な人やからなぁ。

「全国行かせてあげたいですねぇ」

「なぁ鷹司~?」

「なんですか?」

「別にベタベタしたいわけやあらへんけど、『キャプテンが引退するまで』とりあえず休戦せえへん?」

「三年間親友とか、ドラマみたいなこと言い出したらどうしようかと思いましたよ」

誰がお前なんかと三年も仲良くやるかいや!

「白石と鮫島も秋には完全復活するやろうし、さらに来年、大柄な同じタイプが入ってきたら、『鷹司は即ベンチ外』やしな。もう用済みやからね!」

「草薙さんこそ、2m級の凄腕セッターが入ってきたら『生まれ持った才能の差に絶望』しますもんね」

「アカリスキーのこと、忘れてへん?」

「彼女はバレーIQが低いですから……。今まで体格だけでやってこれたんじゃないですか?」

毒を吐くなや。

「もしかして、私、坂本龍馬ばりの歴史的瞬間に立ち会ってる?」

「いえ、全然……。眼中にないですし」

「鷹司はそんな大物にならへんよ!」

光をジロリと睨む。


「あ、ボール!」

重要な試合やから、無駄話してる場合やない。

『ごめん。ミスった!』
『ドンマイ、ドンマイ! ここはしっかり守ろう! ここを凌げば、私が前衛になるから!』

ボールが新垣さんに手渡される。

『バレー部のくせに声出てないねぇ~。良い身分だねぇ~。よっしゃコイ!』
『私がみんなの声かき消しちゃうからね~。コイ!』
『切り替え早いですねぇ。コイ!!!』
『勝てば良いんですよ。勝てば! コイコイ!』

『コイ』『コイ』『コイ』『コイ』

こういうの反則にならへんの? コイコイコイコイコイと3年生チームがプレッシャーを掛け始めた。

「守備側がプレッシャー掛けるなんて可能なんですね。草薙さんはご存知でした?」

鷹司もちょっと驚いた様子。

「あ……、当たり前やろ。京都ならこんなの普通やで。むしろ知らんかったん? 流石、山手線の中は上品なんやなぁ~」

新垣さんはサーブあんまり得意やあらへん。案の定プレッシャーに負けて外してもうた。

『小町! 中にさえ入れてくればいいから、なんならアンダーでも良いよ』

伝えたい情報は『簡潔に』『確実に』か、勉強になるわ。でも、不思議やなぁ。先輩らクラスマッチでなんでガチやねん。


(4)

試合終了のホイッスル。3年生が3セットを連取してストレート勝ち。お互いに礼をして握手。観客の拍手が鳴り止まない。

「こういうのええなぁ」

「そうですね」

「そうじゃねぇ」

「準決勝で負けても、次やればいけるやろう思うてたけど、団結せんと、3年生はもちろん、2年生にも勝てへんな! 帰って練習や!」

「私は表彰式あるんで……。もしかしたら、ベスト6とかに選ばれるかもなんで……。草薙さんには関係ないお話だと思うんで、どうぞ練習へ行ってください」

「なんでやねん! 表彰式忘れてただけやねん!」

「麻友ちゃんさぁ、仲良くやろうって言ったばっかりじゃん……」

「コート上では、とりあえず、お友達ごっこに付き合いますけど、プライベートまで絡んで懲罰ポイントは貯めたくないんで」

確かに表彰式バックレなんてしたら、平賀先生絶対怒るわ! しかも、ウチ、クラス委員やん!

「4位以下の私達は関係ないから練習に行きましょう」

佳子と美紀はベスト6に入ってるやろ! 帰るなや! 快進撃の立役者やん!

「来年、金メダルを取って、表彰台の一番高いところから発表を聞くとお伝え下さい」

言わんからな! ウチ、絶対そんな伝言伝えんからな!

「私も来年はメダル取れるように、もっとプレーの精度を上げなきゃいけないから。休んでる時間とかないから!」

佳子はともかく、美紀よ、お前まで! 二人はモップを片付け、一目散に走り出した。確かに、今の試合は。胸が熱くなるような試合やったけどな。フォローをこっちに回すな。


『続きまして、女子バレーの表彰式を執り行いますので……』

ちゃんと、A組のみんな来てるんやろうなぁ。お、カメラも持った黒田先輩が真剣な顔してるで。『エロ画像撮ってんじゃねぇよ!』っていつも言われてる人と同一人物とは思えへん。

こういう真剣な姿を、佐伯先輩に見せたほうがええんちゃうん。表彰台には1位から3位までの総勢24人があがる。

「とりあえず、キャプテンの面目は立って良かったぁ」

いつもの優しい表情のキャプテンが朗らかに笑ってはる。このギャップがええねんな。

真桑理事長がまずはウチラから一人ずつメダルを首に掛けていく。その後は、クラス旗が順位に応じて掲揚されて、校歌を歌い、ベスト6や、敢闘賞とかが発表されて、島田先生からの総括があってそこで一区切り。

先生達、次の女子ミニサッカーの決勝に移動せなあかんからね。源さんとかジョディーさんとかダブってる選手も多いしな。チームの代表者は残って、新聞部や放送部の代表質問(インタビュー)に応える。

席に並んで座らされ、机の上にはペットボトルの水とマイク。吉原さん、バッチリメイクやないですか。あ、キャプテンもよく見たらメイクしてるやん! 明日ていうか、早ければ今夜、絶対みんなにからかわれるわぁ。

「新聞部です。草薙さんにお伺いします。初めての団体競技の銅メダル、1年A組としてはどのような感想を抱かれてるでしょうか?」

撫子お前、同じクラスやないかい! とかは言わへんよ。向こうもお仕事やさかいな。

「サッカーでは、同じ1年生専門コースに負けて、メダルを逃してしまったので、メダルを獲得できて良かったです」

気合い入れられたとかは、言わんほうがええんよな。どうせカットやし。


サッカーはな。90分間守りに守られて、PKで負けてもうたん。最初からPKまで守りきるつもりやってん。顔面ブロックとか、体張られてな。仁美ちゃん達ちょっとビビってもうてん。

狩野が中盤で走り回って、気迫溢れるプレーで、真也、日奈子、ポールマン、仁美、撫子をほぼ一人で完封や。

もちろん、4月からサッカー始めたわけやし、華麗なプレーはないで。泥臭く気合と根性だけのプレーやったよ。ユニフォームも死角で引っ張ってたらしいしな。

実際、予選から一試合一枚のペースでイエロー貰って、決勝トーナメントではリセットされる予定だったんやけど、職員会議で三井先生が厳重注意受けたらしいで。

クラスマッチで、イエローカードなんて、親善試合みたいなもんやから滅多にでぇへんはずやのにな。それでも、プレースタイル変えんで、プレーし続けた結果、準々決勝で一発退場。3年工業クラスと乱闘寸前まで行ったんやで。

しかも、吉原さんとの柔道の試合(ほぼ喧嘩)でアバラにヒビってどういう体の構造してんねん。アドレナリンとか、痛み止めとかそういう問題やないやろう。柔道も判定負けで結局最後まで立ってたしな。吉原さんも足にアザあったしな。

3年工業コースの女子いうたら、島田先生でさえ、『体育はほぼ自習、体育祭? 来てくれれば良いです。単位は問題さえ起こさなきゃあげます』いうヤンキークラスや。

バトン部の非正規部員(幽霊部員)の幽霊部員がぎょーさんおるわ。留年もぎょーさんおるし、源さんの提案で帰宅部を部活にしたのもこの人等や。源さん意外と社交的やねん。裏生徒会とかエグいもんの会長さんやしね。

進学はまず無理やろうし、どうやって就職するんか心配や。バレー部にも一人、清水先輩おんねんけどな。清水先輩は2年生のサラ先輩のバーターで三井先生の古巣に就職するらしいで。

もともと、高校に入って無理矢理、三井先生に入部させられたらしいから、もうバレーは趣味で見るだけにするんやて。

勝ち進んでたんも、全部不戦勝(因縁つけられたくないから)や。このクラス以外にも、2年生の工業コースとか、一般クラスとか片っ端から潰してきた結果、試合には勝ったけど、準決勝の3年A組との試合は出れんかってん。

3位決定戦では、リフレッシュしたのか元気一杯に走り回っとった。シュートはほとんどせえぇんけど、上から見ててもわかるくらいボールの有るところにはどこにでもおんねん。

たぶん、フィールド上では、人数多いんやないか思ってたんちゃうん。バレーが一緒にできへぇんのは残念やったけど、向いてるスポーツに出会えたんなら良かったんかもしれへんな。

平賀先生達も、これから三年間サッカーでの金メダルは諦めようって話してはった。狩野をうまく避けても、キーパーは205cmのヘレンや、ゴールが隠れてシュート打つとこあらへん。背が高いってことは、そのぶん腕も足も長いっちゅうこっちゃ。

横はともかく、縦の動きは不安そうやったけど、パンチングはレシーブみたいにして上手にこなしてた。バレー部やったら、同じポジションやったらしい。

「放送部です。真田さんは昨年に引き続きの金メダル、さらにはMVPを獲得したわけですが、バレー部のインターハイ予選に向けて良い弾みになったんじゃないでしょうか。出来れば、抱負などあればお願います」

「1年生の時はスタンドから観戦して、2年生では私のミスで先輩達の高校バレーを終わらせてしまったので、最後の夏は悔いの残らないようにしっかり頑張って、インターハイに行きたいと思います」

その後も、ウチとキャプテンに質問は集中。まぁ、1年生は最初の大会で、3年生は集大成。2年生は中途半端やねん。銀メダルは立派やけど、ウチも来年こんな目に合うんやろうか。

たまに、ファンクラブらしき場違いな人が質問してるけど、ニュース関連は完全スルー。写真はバシャバシャとられてんけど、吉原さんには質問あらへん。なんか切なくなってくるなぁ。


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