投稿作品集 > 体育教師奈津子 革命の代償 【第5章】 p.06

このストーリーは、bbs にて、KRE 氏より投稿していただいた作品です。 この作品の著作権は KRE 氏にあります。



「ひぐぅあぁーーーーーーーッ!!」

絶叫と共に由梨の肉体が若鮎のように跳ね上がった。

カチ、カチッ。

背中がマットに戻ると同時に、続けて無慈悲にノックする。

「ひぁああーーーーーーーーーーッ!!」

雷にでも打たれたみたいに、由梨は再び仰け反った。なっちゃんが「まあ」と口に手を当てて喜んでいる。

「あっ、はあっ、あぐ……あは……んんっ」

衝撃が去っても、鈍くて甘い電流が体中を駆け巡るのは同じらしい。しかも、ヘッドで押された時よりも明らかに身体の震えも大きい。そして、なによりも、

じわ……っ。

とパンティーに染み出てくる淫らな湧き水の量が段違いだ。ターゲットの周囲はもっと湿っている、というよりはベットリとぬめってしまっている。


シャープペンノックの最大の特徴は、押す部位と押し方によって様々な刺激を与えることが出来るという点だ。消しゴムの方では比較的緩い衝撃になるがクリトリスは全体が弾かれてしまう。

一方で芯が出る方を使うと鋭い刺激に襲われる。一回のノックでは芯の長さが短いため布越しにチクリと刺される感覚だが、連続してノックすると芯が長く出てパンティーを突き破り、肉豆に直に仕置きが加えられる。電気を流されたような痛みらしい。

さらには押しっぱなしにすることで、伸びた芯をクリトリスに押しつけたままで本体に収納するという技もある。これは長くじわじわと効くので焼けた火鉢を押し当てられるイメージだと聞いている。

「まあ、まあ。これはすごいわね」

なっちゃんは目を爛々と輝かせて眺めている。

「はい。これでパンティーの件は許可してもらえますよね?」

念のために確認すると、すぐにOKが出た。

「わかったわ。これなら特別懲罰として十分ね」

ただ、その後に続いた言葉はちょっとひどいものだった。


「でも、真面目で頭の良い男の子って怖いわね。こんなこと、普通思いつかないわよ。国見さんはよっぽど気に触ることしたんじゃないの?」

褒められているのか貶されているのかわからない。引き合いにされた由梨も反論する。

「してません……。私、普通なのに、神木君が変態なんです」

蔑むように僕を睨む由梨。

「ふぅん。まだ、そういう態度取るんだ……」

頬を膨らませた由梨はとても可愛くて、どうしてもいじめたくなる。

「えっ……。うそ、うそです! 神木君かっこい……ひゃああっ!」

カチッ。

生意気な由梨に毒針の洗礼を浴びせる。


カチン。
カチン。
ブチッ。

「あああーーーーーーーッ!!」
「ひぃぁああーーーーーッ!!」
「むぶぁああーーーーーッ!!」

悶絶する由梨。左手に絡むほど溢れ出す蜜。その様子を鑑賞しながら、僕はただほんの少し親指を押すだけで良い。可哀想なくらいに圧倒的な立場の違いを思い知らせるのは実に痛快だった。

「あ、ごめん。今のは痛かったでしょ」

いたわるふりをしてパンティー越しに陰核を擦って慰める。もちろん、その動きすら由梨には拷問になることを知った上でだ。

すり、すりっ。
くちゅ、ぐちゅ。

いやらしい音がわざと出るように大げさに擦り込むと、由梨は左右に身を捩って悶えた。


「んふっ、んふーっ。あん、あんっ、やん」

とにかく逃げたいのか、必死に戒めを振り解こうと暴れている。両手首に巻き付いた縄跳びの紐が何度も引っ張られるが、哀れな犠牲者には幸運は決して訪れないのだった。

「少し、先生にもやらせてもらえる?」

見ているだけでは飽きたのか、なっちゃんから参加の申し出がなされた。由梨にとっては考え得る限り最悪の状況だ。

「いいですよ」

拷問吏が交代しても受刑者は変わらない。異性から同性に代わったことで気が楽になるのかと思ったら、女の部分をよく知っているだけに、責めの手はより適格で残酷なものになってしまった。

カチンッ。

「ひぎいぃーーーーーーッ!」

ガッキン。

「きゃあぁぁーーーーーッ!!」


具体的にどう違うのか説明できないが、なっちゃんの方がツボを正確に突くようだ。由梨の嫌がり方が尋常ではない。

「んふーっ、むふーッ、あふん……」

豆を揉みほぐされて、額にはうっすらと汗を浮かべている。

「はい。ありがとう」

なっちゃんがシャープペンを返してくれた。

「これ、けっこう面白いわね。せっかくだから、今日は鳴海さんもこの罰にしましょう」

女教師はとても上機嫌で、裸で立たされている1年生を指名した。

「え……。ええーっ!? ど、どど、どどどーして私なんですかぁ!」

今まで見て見ぬふりをしていた鳴海さんは、世界がひっくり返ったかのようなリアクションで後ずさりする。


「だって、あなたも特別懲罰でしょ。国見さんと仲良く同じ罰を受けたらいいわ」

「嫌です。絶対に嫌っ。あんなことされたら死んじゃいます!」

「死なないわよ。国見さん、ちゃんと生きてるじゃないの」

なっちゃんが鳴海さんの腕を無理矢理引っ張って、同じようにマットの上に押し倒していく。

「あ、パンツ穿かせるの忘れてたわ。ま、いいか」

縄跳び紐でぐるぐる巻きにし終えてから、なっちゃんが面倒くさそうに犠牲者を見下ろす。その口調はまるでちょっとお醤油買い忘れちゃった的な非常に軽い言い方だった。鳴海さんはすでに死んだ人のように蒼白になっている。

「島田先生、直はまずいですよ。デリケートなところなんですから」

心配になった僕が声をかけたが、なっちゃんは適当にわかったわかったという仕草をしただけだった。

「はい、パンツ。上から押さえてあげるから、これで同じでしょ?」

机の上から持ってきた鳴海さんのパンツをそのまま股間に押しつけて、シャープペンを突き立てる。


カチッ。

「いッああーーーーーーーッ!!」

神経の集中点にいきなり芯が突き刺さって、鳴海さんは大音響で叫ぶ。その悲鳴になっちゃんのとぼけたつぶやきが重なった。

「あ、いけない。ボールペンを先にするんだったわ」

そのおとぼけは怖い先生のくせにとっても可愛かった。いや、年上の女性に可愛いなんて失礼かもしれないけど、普段の雰囲気とは違った素の島田先生を垣間見た気がしたのだ。

くすりと吹き出す僕を、空気が足りなくなった魚のように口をぱくぱくとさせていた鳴海さんが睨んでいた。目が笑っていない。1年生は本気で先輩を睨み付けていたのだ。

「か、神木……先輩。本気で……恨みますからね……」

心底怖かったので、僕は聞こえないふりをして由梨の股に手を伸ばした。


カチン。
コツン。
カチ、カチ、カチ。
コツ。

ペン先、消しゴム。消しゴム、ペン先。向きを変え、間隔を変え、押す回数を変えて、女体のただ一点を集中攻撃する。叫び疲れたのか、由梨はとろんとした目つきでぐったりとしたままだ。その全身は珠のような汗が噴き出してぬらぬらとてかっている。

おびただしい量の愛液がマットだけでなく床の方まで滴っていた。隣ではまだ元気を残している鳴海さんが悩ましいラプソディーを歌っている。

「んはっ、ああん……んあっ、んふぁ……。か、神木……くん。わ、わたし……もう……」

15分くらい続けただろうか。睫毛を濡らした由梨が半眼で僕を見上げながら呻いた。由梨の肉体はすっかり昂ぶっているようだった。下腹部の大洪水は言うまでもないが、小ぶりの乳房の頂点にあるピンクの乳首も痛々しいほど隆起していることがわかる。


「由梨、どうしたの?」

耳元に顔を近づけて囁く。

「もう、意地悪しないで。私……つらい……こんな、だって……」

何を言いたいのかはわかった。恥ずかしくて何が言えないのかもわかった。僕は由梨の髪を優しく撫でて梳いてあげる。

「ちゃんと言わないとだめだよ。言わないと、このまま、あと15分。それで……おしまい」

由梨が露骨に頬をぷくっと膨らませた。もう抵抗するとか、嫌がるとか、そういう状態は通り過ぎているようだ。ただ身を委ねて為すがままになっているが、最後の意地悪に機嫌を損ねているのだ。

「……変態!」

強がりを見せるのもそれまでだった。


「じゃ、あと15分」

僕が乳首にキスをして離れようとすると、由梨はとうとう屈服した。

「あ………………。待って」

「なに?」

「……………………………………ださい」

「良く聞こえない」

「………………………………てください」

聞き取れない声でしか言わない由梨を無視して、下腹部と向き合う。ペンは持たずに、両手の指先をびしょ濡れのパンティーの中に直接差し込んだ。ぬるぬるとした潤滑油の中で、ぱんぱんに張ってしまっている肉豆をくすぐる。

「あはぁ……だめぇ、もう……お願い。して。最後……まで、してください」

それでもまだ許さない。限界に近いそこをさらに焦らすように、ゆっくり間隔を開けて引っ掻いて脅迫する。


「あああ……つらい。もう……イカせて。ちゃんと……イカせてくださいっ!」

目を閉じて、首筋どころか鎖骨の方まで真っ赤に染めて告白する由梨。愛しい人の大切なところを、僕は指で包むようにして摘まみ上げた。

きゅっ。

「はあああぁぁぁぁーーーーーーーんッ!!!」

ブシュ。プチュ。ジュ、ジュ~~。

パンティーがなかったら、僕の顔に愛のシャワーが大量に吹きかけられていたに違いない。お漏らしでもしたかのように溢れる愛液は、下着全体を染めてもまだ止まらず、桜色に染まった内腿を滴り落ちていく。激しく痙攣する由梨の身体を、僕はそっと抱きしめるのだった。


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