投稿作品集 > 体育教師奈津子 革命の代償 【第3章】 p.05

このストーリーは、bbs にて、KRE 氏より投稿していただいた作品です。 この作品の著作権は KRE 氏にあります。



(6)

高穂への最後の打擲で締められた特別懲罰の後、舞台から降ろされた私たちは、島田先生を先頭に一列に並んで体育館から退出した。後ろ手に組まされたままで衣服も戻すことを許されず、全校生徒の中央を囚人のように連行されていく。

結局、私たちはおっぱいも全員に見られてしまうことになったが、それでも私は胸を張って進んだ。

数人前にはとばっちりを受けた野村さんが、下半身も露わにしたままで震えながら歩いて行く。すぐ後ろでは同じく丸裸の高穂が、注目の視線を一身に浴びている。二人のことを思えば、おっぱいを見せることくらい何ともないように感じられたからだ。

特に高穂はかわいそうだ。ただでさえ美人なのに一番最後を歩かされているせいで、名残惜しそうな視線で最後まで見送られる。さらに高穂の背後、列の最後尾は池西先生が付いてきているため、ミミズ腫れの筋が入ったお尻はずっと見られっぱなしだ。

時々、高穂のあの可愛い声が聞こえてくることから、副会長が連行されながらも邪な注意を受けていることは確実だった。


体育館を出てすぐの廊下で、島田先生が立ち止まる。私たちは左右に分かれて廊下の端で立たされた。

ほどなく池西先生が、用具室からたくさんのポリバケツを台車に乗せて運んできた。すぐ近くにある水飲み場でバケツに水を汲むように指示される。典型的な立たされ罰が始まった。

「ここで一時間立ってなさい」

そう言うと、先生たちは体育館へと入って行った。しかし、池西先生だけは手に紙を持って、すぐに戻ってきた。

「鹿ノ倉と野村はそのままでは公然猥褻だからな。武士の情けだ」

散々見て、見せておいたくせに何を今更という気がしたが、先生はA4の紙を二人の下腹部にテープで貼り付けた。デルタは隠されることになったが、紙には大きな字で『反省中』と書かれており、かえってエッチで恥ずかしいようにも思える。

10分ほどすると生徒指導集会が終わったのか、体育館からぞろぞろと生徒たちが出てきた。私たちは今度こそ、本当に晒し者になってしまった。


全校生徒一人一人から間近で見られてしまう。この廊下を通らないと教室棟には戻れないため、1年生から3年生まで、すべての生徒がおっぱい丸出しの女子生徒会メンバーのアーチを通っていく。見知らぬ人にも、見知ったクラスメイトにも、しっかりと見られてしまった。

高穂と野村さんは滑稽な姿をくすくすと笑われている。中には紙の隙間から覗き込もうとする人までいた。

生徒たちが終わると、続いて先生方が出てこられた。いままでと違い、先生たちも軽蔑の眼で私たちを見ていく。最後に島田先生と池西先生が出てきた。島田先生は腕時計をチラリと見て言った。

「少しおまけして、あと45分。いいわね」

池西先生がそれに続く。

「見ていないからといってズルするなよ。サボったりしていたらどうなるかわかるな、羽田」

指を差しながら弥生のところに近づいていく。弥生のクラスは池西先生が体育担当だから、注意しやすいのだろう。


「はい」

素直に返事をした弥生の胸に手が伸びる。彼女は何もしていない。それにも関わらず、その乳房を左手で掴まれてしまう。

「いいか、お前ら。ズルなんてしてみろ。こうだ」

池西先生の右手の人差し指と親指が丸い輪を作ってみせた。バケツを持ったままの弥生は無抵抗で見ていることしか出来ない。何をされるのかわかっているのか、その目は恐怖に見開かれている。

「先生、待ってください。私、何もしてません」

許しを請う弥生の乳首に右指が押し当てられる。

「そうか? 校則違反をしただろう。それにさっきはケツの上げ方も足りなかったなあ」

言いがかりを付けながら、人差し指を乳首の根元でくるくると円を描くように動かす。苦痛を与える動きではなかったが、女の子にとっては別の意味で辛い刺激が送り込まれてしまう。


「そ、それは……」

口籠もる弥生の表情が微妙に歪む。乳輪をトレースするようになぞる指先はもう五回転はしていた。爪の先が何度か桜色の豆を掠めている。くすぐったいのか、弥生は鳥肌を立てて目を細める。

「まだ口答えするか?」

左手が絞られておっぱいの先端部がくびり出された。もともと敏感な場所を締め上げられた効果はすぐに現れた。

「い、いえ……んっ」

思わず唇を結んで声を殺す弥生だったが、目の前の乳頭は正直だった。ピンクの粒はむくむくと顔を上げると、見る間に起き上がり張っていく。

「ほう……。お前のはわかりやすいな」

学校内で先生の指に感じてしまっている背徳感。絶対に認めたくないその事実から目を逸らそうとすればするほど、若くて刺激を求めている肉体に点いてしまった火は勢いを増して燃え盛る。そのことを指摘された弥生は赤面した。


「そう言えば羽田にはこれをしたことはなかったか……。ま、体育で他の子がやられているのは見たことあるだろう」

丸かった乳首が円柱形に育っても指の回転は続けられている。それどころかいよいよ二本の指は、腹で肉豆をきゅんきゅんと擦り上げ始めていた。

(感じてなんか、ないっ。感じては……だめ……)

口を真一文字に結んで耐え忍んでいる弥生の切ない声が聞こえてきそうだった。一切の抵抗を封じられている彼女に出来ることは、ひたすら我慢することだけだ。

しかし、スケベ男の指技の前では、平静を保とうという小娘の必死の抵抗などないにも等しいのだろう。それに彼女が我慢している間は愛撫が延々と続けられ、終わりを決める権利さえも男にしか与えられていない。羽田弥生が勝利する可能性などほとんどないのだ。

「そんなに固くしていると大変だぞ。もっと肩の力を抜け」

言いながら指はさらに豆を責め立てる。すっかり隆起してしまった乳首は、さらにその張りを強めぷっくりと痼らせてしまう。容赦なく送り込まれる刺激は、何もされていない反対側の乳首までも起き上がらせるほどに女体を火照らせていた。


仕上げとばかりに、池西先生の爪がツンと上を向いた弥生の乳頭を引っ掻いた。

コリコリッ。

「きゃん!」

頑なに閉じられていた弥生の口から、ついにベルベットホイスが漏れた。勝利を確信した男が刑の執行を宣言する。

「歯を食いしばれ」

ふるふると震えるニップルは、軽く熱を帯びるほどに熟していた。

ぐにゅ。

池西先生は乳房を鷲掴みにして、飛び出した乳首を打ちやすい方向に捻る。

ビシッ。

本来は甘い愛を受け入れるために、はしたなく綻んだ蕾に、強烈なお仕置きがお見舞いされた。


「あひんッ!」

最高に感度を高められた弱点をしたたかに打ち抜く女子専用の体罰。池西先生に受け持たれているクラスの子から噂だけは聞いたことがあったが、これが『乳ピン』と呼ばれている罰なのだろう。

変態セクハラ体罰として、女子の間では恐れられている罰らしいが、実際に見せられると罰とは呼べないほど酷すぎる仕打ちだとわかる。

弥生のように耐えに耐えて我慢すれば、その分だけ状況は悪化して自らに跳ね返ってくる。三回も連続で受ければ、どんな女の子でも池西先生の言うことを聞くようになるという話は本当だったのだ。

「さあ、わかったら、しっかり立ってなさい」

こんなひどい罰を見ても、島田先生は興味がないといった感じでスタスタと歩いて行ってしまう。池西先生も続いて大股で去っていった。後には私たち裸の生徒会メンバーだけが残された。

「………………」
「……………………」

誰も言葉を発しなかったが、私たちは全員が身に染みていた。もう従順になって、どんな命令にも従うしかないのだと。そこには春先の高揚した気持ちなど微塵も残ってはいなかった。

次に罰を受けないようにするにはどうしたら良いのか。優等生たちの頭の中は、すでにそのことでいっぱいだった。


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