投稿作品集 > 体育教師奈津子 秋のイベント パレード 中編 p.04
このストーリーは、bbs にて、KRE 氏より投稿していただいた作品です。 この作品の著作権は KRE 氏にあります。
(ご案内)
この作品は『嗚呼 青春のトロンボーン 番外編 小窓からの風景』とのコラボ企画となっております。
もう数時間もずる剥けのままじわじわと嬲られ続けられることによって、すっかり潤んでほぐされてしまっていた雌しべの芯は、シリコンの針に弾き押されると同時に剣山の上を転がるように擦られて、快感の衝撃波を一気に全身に放出した。
「うぅ……あ……あ……」
お尻を押さえて、よろよろとふらつく遙菜。体を起こすことがなかなかできないので、部分的に手で隠してるとは言え、余計にみんなにお尻を突き出してしまう。
「あれ、そんなに強く叩いてないけどな。ほら、度胸つけるために、いつまでも恥ずかしがってないでバランスしなさい」
中島は不審そうに遙菜を見下ろす。
レオタードの秘密を知らないクラスの者から見ても、遙菜が大げさに演技しているようにしか見えないことはおそらく事実だった。けれども彼女の方は、見た目よりもずっと効いていた。
じゅん。
打たれてから少しすると快感の余韻を残すように、下腹部に熱いものがこみ上げてくる。密壺から女の子の潤滑油が染み出すのがわかった。
(あっ、はぅ……やばっ!)
焦っても若い女子にとっては極めて正常な生理現象だから、意思でなんとかなるものではない。明らかに「濡れた」という実感があった。少し漏らしてしまったという感触に近い。
溢れた液体は間違いなく性的なものだという確信もあった。
問題はこれから、その股を大きく広げて見せなくてはならないことだ。
(ど、ど、ど、どうしよう……。どれくらい……? 染みてる……?)
遙菜は気が気ではないが、状況は待ったなしだ。
「こら、上げないなら、先生が足を持つぞ」
脅しにも近い最終通告を受けて、クラスのアイドルはよろけながら黒板を掴むと、目をつむって右足を垂直に掲げた。
「おおーっ。すっげー」
「体柔らかいなー」
「きれいだ」
男子の喜ぶ声の中、すべすべの肌をした美しい足が天井に向かって高く広げられていく。見られる時間を少しでも減らすために、さっと上げて、さっと降ろしたい。それなのに懲罰レオタードはまたも許してはくれないのだった。
「いッ……ぎ、うぁ……くぅッ! ……あん……ひィーッ」
全員が股ぐらを晒していく美少女の下半身に注目しているため、あまり気づかれてはいないが、遙菜は顔を赤くし、歯を食いしばって喘ぎながら、自ら秘部に加える性的拷問に苦悩していた。
開脚したことによりクレバスが開かれて突起が触れる面積が増えただけでなく、伸びきった裏地に生えた突起は肉襞の中に深く埋まったまま複雑に捻れて、足を上げるほどぐりぐりと肉壺を引っかき回してくるのだ。
ゾゾッ、ゾゾリ……。
股を開くほど悪寒のようなおぞましい感触が強くなるのがわかりながらも、同級生の前でさらに足を開いていかなくてはならない。
(恥ずかしいっ、苦しいっ、これ……おかしく……なるっ!)
天井を向いた足がぷるぷると震えている。角度は150度ほど。
もう遙菜のあそこはぱっくりと開き、わずか数センチしかない紐のような股布を除いては、誰の目にもあられもない姿を晒している。
ふたつの尻の丘の間、太腿の内側、骨盤の最奧、前の方の生徒からは、少しだけはみ出した肌の色が違う外性器の一部やアナルの際どい皺の端も見えていた。
それでも遙菜の足はまだ高くなる。
160度。
あん、あんと苦しげに呻きながら、足を震わせて、それでも恥部を全開に見せつけて涙目になっている美少女の姿は、比類のない素晴らしい見世物だった。
(だめ……あそこ……。感じちゃ……我慢……して……ひんっ)
ぶる、ぶるっ。
遙菜の全身を何度も繰り返し快楽の波が押し寄せる。
170度。
足が広がるほど、締め付けのせいでイボに挟まれたまま押し潰されて、グリグリとえぐるように転がされる剥き出しのクリトリスへの拷問に、遙菜の肉体は強引に高みに押し上げられていく。
それに呼応して、最初のお尻叩きに屈して溢れだした恥ずかしいおつゆは、一定量の滴になってどんどんと分泌されてしまう。
「ああ……はぁ……あッ」
そして彼女のレオタードの白地にうっすらと広がる染みにも、何名かの者が気がついていた。
(濡れてる……?)
(佐伯って、ひょっとして感じてんのか)
最後の気力で遙菜は限界まで開脚する。
最後の最後はぐいっと股関節を突き出すようにして完全開脚させるが、それは肉芽にも最後のだめ押しをする行為にもなる。
ぷすぷすっ。
それまでは擦ったり、引っ掻いたり、ちくちくと刺激をしていた局部のトゲが何本か、膨らんだクリトリスに完全に刺し通されてしまったのだ。
「ひぎっ、むぶあ……ッ!」
下唇が白くなるほど歯を噛みしめていた口の端から透明な唾液がわずかに漏れる。同時にぱっと見開かれた目尻から一筋の水滴がつーっと頬を伝う。レオタードの染みは見ていた者がはっとするほど、じわりと一回り大きく広がった。
ついに180度。
完全に垂直になった右足と左足。
一本の肉柱の中央には乙女の花園が開かれていた。その中心をわずかに覆っている伸びきったレオタードの裏では、遙菜の陰核が苛烈な拷問に屈して快楽の涙を流し続けている。
女の子特有の甘い、熱いチーズの香りが、流れる空気に乗って黒板の前をふわっと漂った。
「よし。頑張ったな、きれいだったぞ」
真っ赤になって俯く遙菜が席に戻って、授業が再開された。
結局、その後は一回当てられて答えさせられたが、それ以上、前に出されることはなく、お昼休みを知らせるチャイムが鳴った。中島が教室を出ると、遙菜は友達に付き添われてすぐにトイレに向かっていった。
お昼休み。
(ありえない。もー、恥ずかし過ぎる……っ! 死にそう!)
個室の中で遙菜は頭を抱えていた。
(うーっ。もう。エッチ過ぎるよ、これ……。見られちゃった……染みてるよ)
膝まで降ろしたレオタードを恨めしそうに眺めた。凶悪なイボの生えた股部分はすっかり湿っている。そこに何度もトイレットペーパーを押しつけて、染みを拭き取る。
(なんなのよ。どうすれば……)
必死にペーパーを押しつけてゴシゴシと拭う。それを便座の中にぽいっと捨てると、またくるくるとトイレットペーパーを引き出して消費する遙菜。その手がふと止まった。
(うん? あ、そうだ。どうして今まで気がつかなかったんだろう)
今度はみるみる顔に元気が戻って行く。にこっと笑みを浮かべると、誰も見ていないのに人差し指を立ててポーズを作る。
(うふふっ、わたし天才だ。そうだよ、このイボが当たらなければいいんだよ)
泣いたり、笑ったり。端から見ていたらおかしくなったのではないかと思うほど、思春期の女の子は忙しい。
そしてポケットからキャラクターの付いた可愛い絆創膏を取り出す。
「ちょっと奈々、雅ちゃん」
ドアを少し開けて、外にいた友達を呼ぶと何かをお願いする。友達はいったん女子トイレを出て行き、しばらくしてまた戻ってきた。その手には包帯とガーゼが握られている。
「さんきゅ!」
遙菜はそれらを受け取るとパタンとドアを閉めた。そして再びレオタードの股間を覗き込んだ。
彼女が考えたのは単純なことだった。
女の子の恥ずかしいところを四六時中責め立ててくるイボ。それを取り外すことができないのなら、効果を無効にすればいいと気がついたのだ。
まずは自分の大事な部分に絆創膏を貼り付ける。これで直撃は避けられるが、薄い絆創膏だけではイボの刺激に耐え切れない。そこでレオタードの股と胸の裏地にガーゼを詰めて、胸と股間に包帯を巻くことにしたのだ。
股の部分は相撲のふんどしのようにして、はみ出さないように最低限の幅だけ巻き、胸はブラのカップのように布との間に敷き詰めた。
準備を整えてレオタードを引き上げる。
「うーん。ばっちり!」
勝ち誇ったような笑顔の遙菜。
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