投稿作品集 > 相撲部の女の子 p.02

このストーリーは、bbs にて、薫 氏より投稿していただいた作品です。 この作品の著作権は 薫 氏にあります。



ただ事ではないと感じた私は、何か因縁をつけられる前に、と思って先手を打たせてもらいました。ヨシノも私の考えを察したのか、思い切り広げて媚びています。

男子相撲部でこってり「可愛がられ」た私達は、真っ赤になりながらも、教え込まれました通りに度胸と根性を示したんです。手拭い褌では、どうしても陰毛がはみ出してしまうので、私達は思い切って全部剃ってしまいました。

そんな状態でこの挨拶をやれば、まさに赤貝の品評会です。貝柱とは、また上手なことを言ってくれます。お望み通りに包皮を引っ張り上げて、クリトリスを露出させました。

こういう時は、逆らってはいけません。竹刀でメッタ打ちにされたり、頬が腫れ上がるくらい往復ビンタを見舞われてしまいます。どんなに恥かしくても、決して逆らわずに突っ張り通す。私達1年生は、そうやって耐え抜き対抗するしかないんです。

しかし、まさかこんなことが毎日の日課になるなんて、その日は思ってもいませんでした。


見物客への挨拶を済ませた私達は、土俵の隅に全裸のまま正座して、しごかれる香織を見ていたんです。香織は土俵の真ん中で、仕切りのポーズを取っていました。これは、先輩から説教(お尻叩き)を受ける時にやるポーズです。

「いつまで恥かしがってやがるんだッ!!」

「すいませんッ!」

「お前みたいなデブはなぁ、裸を見てもらえるだけでも感謝しろッ」

「はいっ」

「いつも褌一丁で、グランド走ってんだろうが」
「豚がマラソンやってる、くらいにしか思われてねぇんだからよぉ」

「はい、すいませんっ」

説教を受ける時は「はい」「すいません」「ありがとうございます」という三つの返事以外は禁止されています。竹刀でお尻を叩かれても、できるだけ悲鳴を上げないようにします。


仕切りのポーズで散々叩かれて、香織のお尻は熟柿ように真っ赤に染められてしまったんです。そんな目に合わされても、香織は悲鳴も上げず文句も言いません。それは、私やヨシノも同じです。私達は、入部した頃とは別人になっていました。

「は、はあ、はぁああ、駄目、やめて……本当にもう、あっ、はぁあ」

「しぶといわね、どうせイカされちゃうんだからさっさと往生しなさい」
「そうだぞ、ここがイイのか。それそれイキやがれ」

何度もダメ出しをされて、全裸の土俵入りを繰り返した挙句、香織はオナニーをしてリラックスしろと命令されました。恥かしがるなら、もっと恥かしい思いをすれば、全裸でも平気で土俵入りをやれるようになる……。という無茶苦茶な理屈です。

先輩もニヤニヤ笑ってるだけで、助け船を出す気はありません。五人掛かりで押さえ込まれ、強制的に刺激されています。愛撫、なんて呼べる触り方じゃなくて、大きなオッパイを鷲掴みにされて、力任せに揉まれてました。

クニャクニャと形を変える、柔らかい肉の面白さと感触を楽しんでいるだけで、気持ち良くしようなんて配慮は微塵もありません。無遠慮に割れ目を触られたり、強引にキスされたりしてるんです。


「はっ、はぁ……はっ……はぁあっ、あぁぁああ」

「ん? なんだぁ~~イっちまたのかお前」

「……はぁあ……はぁ……は、はい……イキました」

「バカ野郎っ! いく時はちゃんとイクと言わんかい」
「これは、やり直しだよなぁ」

「そ、そっ、そんな……酷い……もう許し、、、あっあぁ」

一度イった香織は、すぐに次の絶頂を迎えましたが、声が小さいと難癖を付けられて、三度目でやっとお許しをもらいました。

「あぁ~~~いくっ! イキそうです、いっイク、いくぅう~~~」

「よぉ~~し!! 良く頑張った、また遊んでやるからな」
「どうした? リラックスさせてやったのに、礼も言えんのかお前は」

「あっはい、グスっ……ありがとうございました」

「ん? 何が有難いんだ、ちゃんと言わねぇかッ!!」

「はいッ!! お、オナニーのお手伝い、ありがとうございました」
「お蔭でリラックスできました、明日もお願いします」

心にもない挨拶を済ませて、やっと香織は全裸土俵入りのしごきから開放されます。


次は私の番でした。全裸のままで土俵入りの型をやりますが、予想通り、ダメ出しの嵐です。そして私も、リラックスさせてもらうために、強制オナニーを命じられて土俵の真ん中で絶頂を味わいました。

「お願いします、哀れなデブを天国に連れて行って下さいッ!!」
「何でもやります。明日からは、公開オナニーを日課にします」

香織とはしごき方が違い、私は何度も寸止めにされたんです。イカせてもらうために、土俵の真ん中で土下座してお願いしました。悔しさと屈辱感に泣きながら、何度も何度もおねだりします。早くこの性的なしごきから解放されたくて、自尊心をかなぐり捨てたんです。

最後になったヨシノは、同じクラスの秋山君という男子を紹介されました。サッカー部所属で、学園の女子には憧れの的になっています。校則では禁止されている男女交際ですが、文化部では公認カップルが何組も出来ているようです。

しかし、サッカー部の規則は校則より厳しいので、いくら憧れてみても彼との交際は絶望的でした。でもキャプテンの公認、という事になれば話は別です。他の子から見れば、女子相撲部の醜いデブでしかないヨシノが、いくら憧れも交際できない秋山君の彼女なんて、きっと羨ましがられるでしょう。


恨まれたり、妬まれたりするかもしれません。しかし、女子相撲部員の彼氏というのは、専属のしごき役という意味です。翌日、ヨシノは「お見合い」と称して、公開オナニーショーを秋山君の前でやらされました。

「お願いしますッ!! 私の彼氏になって下さい」
「専属のしごき役になって、夜練に付き合ってもらうだけでいいんです」

イケメンの秋山君にオナニーを見せるのも、土下座してまでお願いするのも情けなかったと思います。でも、今では表向きだけとはいえ、ヨシノは秋山君の彼女です。キャプテンの命令で付き合い始めた秋山君も、ヨシノをしごく楽しみがあるせいか、自分の彼女だと公言して取り巻きを失望させています。

実は岸本先輩も、柔道部主将の津田さんと付き合っているんです。ヨシノと同じようないきさつで付き合い始めたんだけど、いつの間にか本当の彼氏彼女として交際が始まって、お互いに結婚を意識しているとか……。

津田さんと岸本先輩みたいに、ヨシノも本当の彼氏彼女として秋山君と付き合えるようになれればいいな。でも、今のところは夜練の見物客として顔を出し、たまに竹刀でお尻を叩いて気合いを入れてもらうだけです。

ヨシノと秋山君が、本当に付き合い始めるかどうかは、2年生3年生なってみるまで判りません。


夜の8時までが夕練で、8時になると全員でちゃんこを食べます。後片付けをして男子相撲部に行くのが、夜の9時くらいです。そこからは夜練といって、全寮制ならではのしごき地獄。他の部活でも、警備員が見回りに来て目の保養をしていきます。

早くても11時というのが、夜練から開放される時間なんです。私達は先輩がぶつかり稽古をしている間に、股割りと摺り足や蹲踞の練習をして、土俵が空けば全裸になって土俵入りの練習を始めます。

大きく脚を上げて、股間の全てを晒す恥かしいポーズにも慣れました。少しでも恥かしいそうな素振りを見せたり、脚の上げ方が足りなかったりすると、土俵の真ん中で説教(お尻叩き)されるから当然です。

「こんばんわ、えっと田中さんって始めてですよね?」
「それじゃ特等席で見てって下さい、どうぞこっちですッ」

「なんだよ、もうすっかり度胸据わっちまってるのな。面白くねぇ」

「あ、すいませんッ! 気が利かなくて」
「こんなデブで良ければ、マンズリでイクとこお見せますから」

見物客は、日替わりで毎日五~七人くらい来ます。


あれは全裸土俵入りのしごきが始まって、10日くらいでした。バスケ部の3年生、田中さんは初めての見物客だったんです。特等席とは、もちろん土俵の対面で、わざわざ覗き込まなくても全開になった股間の全てを鑑賞できます。

練習中に怪我をしていたので、治療中という事情があって、その日が全裸土俵入りを見物する最初……。もちろん、何度も繰り返して見物に来る幹部さんもいました。まだ全裸土俵入りは恥かしかったけど、初日ほどビビったりしなくなっていた私は、楽しんでもらおうと必死に虚勢を張ります。

(まだ顔が赤いな、今日もリラックスさせて欲しいか?)

(は……はい。お、おね……お願いします)

数日前には、こんな調子だっったのが嘘みたいでしょう。女は度胸。どうせやらされるんだ……と、諦めてしまえばこんなものです。ちなみに、マンズリというのがオナニーの事だとは、見物客の野次から想像して判ってたけど、香織もヨシノも異常に恥かしがりました。

その日は、二人とも散々な土俵入りで説教食らったんです。


(男の子のオナニーは、おちんちんをしごく=擦るでしょ)
(千回くらい擦ると、気持ちよくなって発射しちゃうから千擦り=センズリ)
(男の子が擦るのがおちんちんなら、女の子はオマンコ擦るじゃない)
(あっ、やだ……それでマンズリって言うんだ……うわぁ~)
(やっと判った? だから、私達はボロボロだったのよ)
(んもう、恵子ったら本当に天然だよねぇ)

練習が終わってから、どうしてマンズリって言うのか教えられて、今度は私が次の日に恥かしさで散々な土俵入りでした。

入部から二ヶ月も経つと、夜練のしごきは同じクラスの男子の前でやらされます。しかも、夕練の時間に、20人くらい集めるんです。それぞれ部活がある男子もいますが、各部活のトップや幹部クラスに話が通ってるので問題はありません。

私達にとっては、同じクラスの男子の前で大きく股を割って、無毛の割れ目やお尻の穴まで見せる事になります。

しかし、恥かしいなんて思いません。夜練では、公開オナニーまでやらされているんだから、同じクラスの男子に好奇な目で見られようが平気なんです。先輩ほどではありませんが、三人ともかなり迫力のある土俵入りをやれるようになっています。


「ヨイっショオ~~~ッ」

部室の中は、立ち見が出るくらいの満員でした。

私は土俵の真ん中に立ち、雲竜型と不知火型の土俵入りを堂々と全裸でやってみせました。高く上げた脚を下ろすのと同時に、先輩たちが大きな声で合唱します。私の土俵入りの迫力に、見物客からの野次は飛びません。野次が飛ぶのは、自分が恥かしがっている時なんです。

今では、ぶつかり稽古もやらせてもらってるし、対外試合もやりました。秋田で行われる地区大会には、私達も出場する予定です。夜練の全裸土俵入りも、今ではやってませんが、週に一度は男子相撲部との真剣勝負があります。

三本勝負で勝ち越せばいいんですが、負ければ罰として全裸土俵入りです。私達1年は1年、先輩達も2年は2年同士、3年は3年同士で取り組みます。

先輩の全裸土俵入りも見れますが、黒々と陰毛が生えている所為か、もの凄い迫力なんです。高ぁく脚が上がると、女の子の割れ目がパックリ開くんですが、それはまるでライオンが威嚇して吼えているように見えます。


そうそう、もう陰毛は剃るのを止めて、手拭い褌からはみ出したままにしているんです。同じクラスで書道部に入ってる子が(見てる方が恥かしいから剃りなさい)と言ってるんだけど、私は少しも気にしてません。

そして今日、週に一度の男子相撲部との真剣勝負で、私は1勝1敗1引き分けという結果でした。負け越しではありませんが、私は納得できなかったので、自分への罰として全裸土俵入りをやったんです。

少しも恥かしくはないんだけど、悔しかったし情けなかった。地区大会では、負けないように頑張ります!!

ハッケヨイ、ノコッタ!!


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