投稿作品集 > 竹原莉歩シリーズ 高校生青書 p.02

このストーリーは、bbs にて、のりぞう 氏より投稿していただいた作品です。 この作品の著作権は のりぞう 氏にあります。



■ 大晦日の再会 ■

【それぞれ言い分があるのです】

冬休み。

街にあるM高校へ進学した紗英が久しぶりに地元に戻ってきたけど、久しぶりに見た紗英は、中学時代よりも大人っぽくなって驚いちゃいました。そんな紗英に比べて私は、まだ、幼い感じがして、なんだかショック。

「莉歩も大人っぽくなっているよ」

大人びた紗英を前にして、しょげる私の頭をアダルトな紗英に撫でられて慰められちゃいました。

いやいや、紗英さん。私、そこまでお子様じゃないですから(笑)

そうそう、中3の春にこの町に越してきた紗英は、私と一緒に地元の高校へ進学することも考えていたのだけど、悩み悩んだ結果、憧れていたM高校への進学が諦めきれず、M高校へ通う事になったのです。

念願かなってM高に合格した紗英は、今は地元を離れてM高校の近く住んでいる親戚の家から学校に通っているのです。


大晦日、私は、久しぶりに帰ってきた紗英と、お盆休み以来、半年ぶりに帰ってきた利恵、そして、私と同じ地元の高校に進学した奈緒の三人と年越しの夜を過ごす事になりました。

年越しのテレビを見ながら私達の話題に上ったのが、利恵と紗英が所属している部活の事でした。

まず、陸上部の利恵ですが、今ではレギュラーの座を射止めたそうで、寮の中を下着姿で過ごさずに済んで良かったと話していました。

「これで後ひと踏ん張りしたら、半年前に利恵が話していた、理不尽な上下関係の解消に漕ぎ着けるね」

私は半年前、悪習とも言える理不尽な上下関係の解消を固く決意した利恵の姿を思い出していたのですが、

「莉歩、何言ってんのよ。厳格な上下関係があるからこそ、私みたいに上を目指そうと頑張るのよ。それを無くしたらただのお遊び集団。私たちは真剣なんだからね。理不尽な上下関係なんて言っているのは、ただの甘えよ」

と、半年後の彼女の口から出たのは意外な言葉でした。物凄い剣幕で捲し立てる様に話す利恵に、私は呆気に取られてしまって何も言えませんでしたが、利恵の言葉に反論したのが紗英でした。


「厳格な上下関係なんてなくても、チームワークでトップを目指すことが出来ます」

紗英が所属しているのはバトン部。

バトントワリング競技と言えば、個人と団体、あとはペアなんて種目もあるけど、紗英が所属しているバトン部は競技大会の出場よりも、部活の応援や地元のイベント参加に活動の重点を置いている部活だそうで、昔、市のイベントでバトン演技を披露していたM高バトン部に憧れて、利恵はM高への進学を希望したのです。

自分自身が憧れのバトン部に入部して、いろんな部活の応援をしているうちに、紗英は紗英なりの部活感と言うものを持つようになったのでしょう。

「紗英の言っているのは理想論。待遇の格差があるから、そこに競争が生まれて向上していくのよ。紗英が入っているバトン部みたに、仲良しこよしじゃやってられないの。解かる?」

紗英の言葉に噛みつく利恵。昔から一本気で少し融通の利かない部分もあったけど、高校生になったら大分変わっちゃったな……。

利恵の押しが強かったのか、紗英は口を閉ざしてしまいました。

利恵の頑張りも判らなくもないけど、でもね、利恵、紗英だって頑張っているのだよ。厳しい顧問の先生の下で……。



【紗英だって頑張っているんだよ その1】

「あれ、見てたんだ……。なんだか、私のヘンなところを見られて恥ずかしいなぁ」

彼女は口を閉ざしちゃったけれど、紗英だって厳しい顧問の下で頑張っているのだ!!

私は紗英に代ってそれが言いたくて、偶然、真夜中に見た上げたテレビの話を切り出すと、紗英は真っ赤な顔をうつむかせてしまいました。

確かに、あんな姿を友達に見られてしまっては、恥ずかしさの余りに悶えても仕方ないですね。

その日の夜、なかなか寝付かれなかった私は暇つぶしにテレビをつけたら、画面の向こうに紗英の姿があって、私はビックリしちゃって、あわてて新聞のテレビ欄を見たら、「県立M高校 バトンに描ける乙女たちのキセキ ある新入部員の半年の記録」と書かれていました。


たまに真夜中に学校問題や教育問題を取り上げたドキュメンタリー番組がやっているじゃないですか。多分、私が見たテレビもその類のものだと思うのですが、翌日は休みと言う事も手伝って、私はそのテレビ番組に見入っちゃったのです。

で、そのラテ欄に書かれていた『ある新入部員』というのが紗英の事だったって言う訳です。

「もう、その話はやめようよ」

私がそのテレビの話をしようとしたら、ドキュメント番組の主人公である紗英は真っ赤な顔をしながら私に抱き着いてきました。

「ナニ、ナニ、それ面白かったの? 私見たかったな」

紗英に纏わりつかれている隣で、興味津々の様子で身体を乗り出す奈緒と彼女とは対照的に、澄ました顔をした利恵が一言。

「どうでもいいから、そのテレビの話を聞かせて」と。



【紗英だって頑張っているんだよ その2】

そのテレビは体育の授業風景から始まっていました。

ポロシャツに紺の短パン姿の女子生徒の中に一人、丸首の体操シャツに紺色のブルマを穿いた紗英の姿が映っていたのですが、カメラは徐々に紗英に近づくと、足元から舐める様にアップしていきました。

そして、紗英の上半身が画面いっぱいに映し出されると、白抜きのゴシックフォントで、『県立M高校 バトンに描ける乙女たちのキセキ ある新入部員の半年の記録』と、映し出されました。

ところで、今時の体操着を着ているクラスメイトに混じって、紗英ひとりだけが中学校時代と同じ様にブルマ姿で体育の授業を受けていたかと言えば、これが紗英の所属しているバトン部の決まりだからです。

チア服や露出度の低いレオタードが主流を占めつつある中で、M高バトン部のユニフォームは昔ながらの露出度の高いレオタードですから、太ももの露出に馴れる為にブルマを穿かされているそうです。

紗英が言うには、転校してからの一年間、ブルマを穿いていたからブルマには慣れていたけど、他の新入部員たちは生まれて初めてのブルマに戸惑いと言いようのない恥ずかしさを感じていたそうです。


ところで、紗英の所属しているバトン部ですが、前にもお話ししたように、バトンの大会よりも応援団的な要素や地域貢献の色合いの強い部活ですから、大会志向の子たちはほとんどいません。

言うなれば、紗英の様に高校に入って初めてバトンに触れる初心者の集まりです。ですから、バトンの練習よりも、まずは基礎練習に重点が置かれます。

ブルマ姿の新入部員たちは、運動所の片隅に集められて地獄の柔軟体操をやらされていました。それにしても、紗英の太ももは浅黒く日焼けしていたけれど、初めてブルマを穿いた女の子たちの太ももは真っ白でした。

顧問の先生が言うには、今は叫び声を上げながらしか出来ない股割も、この子たちの白い肌が浅黒く日焼けする頃には、当たり前に出来るようになるそうです。

そんな泣き叫びながら股割をやらされる新入部員の中に紗英の姿もあったけれど、そこには普段見るような大人っぽい姿はありません。無理やり股を開かされて、背中の上に圧し掛かった先輩に、「紗英、泣かないで」と慰められている姿はまるで子供そのものでした。



【紗英だって頑張っているんだよ その3】

市民文化祭でのパフォーマンスは、M高校バトントワリング部の活動の中でも最も大切なイベントの一つです。紗英たち新入部員は、この市民文化祭でバトンを握って檜舞台に上がるのを目標に頑張っているのです。

と言うのも、いくらバトン部とはいえども、すべての部員達がバトンを握ってハレの舞台に上がれるわけではないのです。バトンを握って演技が出来るのは、レギュラーと呼ばれる一握りの部員達だけです。

顧問から技量がないとレッテルを貼られれば、バトンではなく、ポンポンを持たされて、舞台の中央で演技を披露するレギュラーに花を添える脇を固める役どころに回されてしまうのです。

紗英たち新入部員は、華やかなステージで可憐に舞うバトントワラーに憧れてバトン部に入部したのです。

すべての部員達がその栄誉に預からないとなれば、先輩後輩、新入部員関係なく、激しいポジション争いが繰り広げられることになるのですが、全体的におっとりとした子が多いM高校では、利恵の通う学校のような厳しい生存競争や、厳格な上下関係を築くことなど不可能に近い話です。

そこで、部員同士では構築できないそのような苛烈な環境を意図的に作り出しているのが、顧問の先生と言う訳です。


とにかく、この顧問の先生は厳しかったです。全体練習で少しでも振付のタイミングが遅れたり、脚を上げる高さが少しでも違うだけで、罵声や罵詈雑言が飛びます。

「ヤル気あるのか」
「甘えてんじゃね~よ」
「死ぬ気でやれよ」
「怒られてヘラヘラしてんじゃね~よ」
「練習したくなければ、帰れ!!」
「ブスは笑ってナンボ。イチイチ泣くんじゃね。ブスが泣いても嬉しくないんだよ」

顧問の先生は女の先生ですが、とにかく言葉が汚い上に暴力的です。

「言葉で判らなければ身体で覚えろ」を信条にしている典型的なタイプで、ミスが出るたびに、脚の動きが悪ければ太ももに、腕の振り方が悪ければ二の腕に、細い竹鞭が飛ぶし、疲労や体罰の痛みで顔に笑顔がなければ、容赦なく頬を張っていました。

特に、紗英なんかは他の部員以上に張り倒されていました。

暴言と体罰の嵐の中でも歯を食いしばり、頑張っていられるのも、暴言や体罰の中に、部員一人ひとりの成長を期待する顧問の想いが込められているからです。

画面では、ビンタをされて頬を赤くはらせた紗英達バトン部員が、竹鞭を受けて蚯蚓腫れに彩られた太ももや二の腕を目一杯動かして、顧問の期待に応えようと一生懸命な姿で部活に打ち込んでいました。


そんな紗英たちバトン部にとって、一番厳しい時期が夏休みです。夏休み期間は休みがありません。お盆に紗英が地元に戻ってこなかったのも、部活が忙しかったからです。

夏休みの部活は学校に泊りがけで行われていました。

合宿へ向かう紗英のバッグの中には、替えの下着と体操着。それに、スクール水着しか入っていませんでした。これだけが、合宿の期間、紗英達の着ることの出来る唯一の服装です。

合宿の間は夜明けから日が沈むまで、ほぼ休みなしで練習が行われます。炎天下の中、スクール水着姿で校庭の片隅に集まる部員達。夏休みの間、スクール水が彼女たちの練習着です。

なぜ、スクール水着姿で練習するのかですか、レオタードと形状が似ているからと言う理由と、もう一つ、炎天下で長時間休みなく行われる練習には、スクール水着が最適なのです。

とにかく、暑くなって身体に熱がこもりだすと、紗英達の身体に水が掛けられるのです。ホースの先から放たれる水によって、紗英達の身体は水浸しです。髪の先から水が滴り落ちて、全身水浸しになった紗英達は、水を含んで縮んだ水着姿で練習に没頭していました。



【紗英だって頑張っているんだよ その4】

水着姿で練習をしているのは、レオタードと形状が似ているからとか暑さ対策とかと言った意味のほかに、もう一つだけ別の理由があります。

それは、『トイレの時間を短縮するため』という目的があるのです。濡れることを想定したスクール水着であれば、お漏らしをしても問題はありません。

テレビでも、紗英がお漏らしをするシーンが映し出されていました。ソワソワとし始める紗英にカメラが近づくと、顧問は紗英に言いました。

「どうした、身体の具合が悪いのか?」

顧問の声掛けに紗英が答えます。

「いいえ。おトイレに行かせてください」

と。すると、非情にも顧問は、

「練習をしながらでも小便は出せるはずだ。何のために水着姿で練習させているのか、少しはない頭を使えば解かるはずだろ」

と、その場でオシッコをするように言ったのです。


顧問の言葉に戸惑う紗英。いくら、お漏らしをしてもいいと言っても、人前で易々と出来るものではありません。

おしっこをしたくてぶるぶると震える紗英。でも、緊張とお漏らしをタブーとする心が働いて、なかなか膀胱が緩みません。そんな葛藤する紗英の股間にカメラがズームします。

「じれったい奴だな。由美、手伝ってやれ」

おしっこを出せない紗英に苛立ちを覚えた顧問は、先輩部員である由美さんに指示を出すと、由美さんは、「ごめんね、すぐに楽になるから力を抜いてね」と一言声を掛けると、紗英さんの下腹部をギュッと押しました。

すると、乾ききった水着のクロッチに黒い染みが広がると、水着から零れたおしっこが太ももを伝い、紗英の下半身を濡らしました。

お漏らしをする様子をカメラに撮られた紗英は、また、子供の様に大泣きをしました。年頃の女の子がお漏らしをすること自体、過酷なのに、それをカメラに撮られてしまえば尚更です。

由美は泣きじゃくる後輩の頭を優しく撫でながら紗英を慰めていましたが、顧問は、

「水泳部はトイレ休憩を省くために泳ぎながら小便をしているんだ。お漏らししたぐらいで泣くなら部活を辞めろ」

と、紗英に冷たく言い放ったのです。

レギュラーとして華やかに踊りたい。その想いを果たすためにM高校へ進学を決めた紗英です。顧問の言葉に紗英は、「スイマセンデシタ」と、涙ながらに謝ったのでした。



【紗英だって頑張っているんだよ その5】

厳しい練習の中のオアシスは、日が暮れてからの時間です。

夕方と言うよりも夜の19時半に長い長い練習が終わればホッと息抜きの出来る瞬間でもあるのです。スクール水着から体操シャツにブルマに着替えた紗英達は、家庭科室で夕食の支度をしていました。

映像から流れる紗英達の姿は、部活の先輩後輩と言うよりも、仲の良い友達か姉妹のようにも見えました。

仲間たちと楽しそうにおしゃべりをしながら料理を作る紗英。出来た料理に大喜びをする紗英。おいしそうにご飯を食べる紗英。

アダルトな感じのする紗英も、先輩や部活の仲間たちの前ではまだまだ子供っぽく見えてしまいます。そんな紗英の姿を見ると、私は微笑ましくもあり、嬉しくもあるのです。

学校と言うのはある程度の宿泊設備は整っているのですが、問題が一つだけあります。

それは、お風呂です。約一か月の間学校で寝泊まりをするのにお風呂の問題は重要ですが、紗英の通っている高校の近くに市の運営する施設があって、そこに大浴場があるのです。


食事を終えて後片付けを終えた紗英達は、ブルマ姿のまま学校の敷地を出ると、駆け足で施設に向かいました。施設へ行くのも練習のうちって言う訳です。

紗英達が施設に着くと、脱衣場へ。大浴場の営業時間後にバトン部がお風呂に入るので、貸切状態です。そんな貸切状態の大浴場にカメラが入りました。

カメラが浴室に入ると、紗英たち1年生部員はタオルで身体を隠して恥ずかしそうに身体を縮こませていましたが、先輩部員たちはおっぱいやおまんこと言った最低限の部分を手やタオルで隠した程度で、笑顔でカメラに映ったり、中にはモザイクが入ることを想定して、どこも隠さないで両手でピースサインを作ってカメラに映ったりしている子もいました。

「こんな事で恥ずかしがっちゃ、ダメだよ」

両手でピースサインをしている先輩は、恥ずかしそうにしている1年生部員たちに声を掛けると、先輩たちが一斉に新入部員達の周りを取り囲み、一斉にタオルや手をどかして、丸見えの状態にしてしまいました。

恥ずかしい場所を丸出しにされた紗英達は涙目になっていました。そんな涙目の1年生部員にも容赦なくカメラが向けられたのでした。



【紗英だって頑張っているんだよ その6】

レギュラーメンバー発表の日。

その日はちょうど、利恵が地元に里帰りした日の事でした。

私とは違い、紗英は私の目から見ても器用な子です。紗英の頑張りもテレビ画面からジワリジワリと伝わってきます。きっと、紗英はレギュラーに選ばれるよね。

私は祈りながらテレビを見ていましたが、レギュラーの中に紗英の名前はありませんでした。レギュラーに選ばれて喜ぶ部員達。レギュラーから外れて落ち込む部員達。

画面に映し出された紗英も悔しそうな顔をしていたけれど、たとえ脇役とはいえメインを華やかに彩る大切な使命があるのです。

「レギュラーには選ばれなかったけれど、レギュラーの皆と一緒にステージを創っていきたい」

紗英は目に光るものを輝かせながらカメラに向かって答えていました。



【やっぱり、友達同士は仲良くね】

私の話を黙って聞いていた利恵は少し考えるしぐさを見せると、

「ごめんね、紗英。私、少し慢心していたかも……」

と、照れ臭そうに頭を下げました。

「たとえレギュラーになれなくても、みんな同じ仲間として部活を盛り上げているんだよ。利恵からすれば、私はレギュラーになれない半端部員かもしれないけど、私はそう思うの。だから、必要以上の競争力を煽るのは良く無い事だと私は思うな……」

紗英はボソリと小さな声でレギュラーになれなかった補欠部員の声を代弁すると、利恵は、

「やっぱり、私、絶対に理不尽な上下関係を解消させて見せるからね」

と、半年前の利恵が戻ってきたのです。理不尽に立ち向かおうとする利恵の姿に私も紗英も拍手を送っていると、奈緒が、

「ところでさぁ、紗英の太ももには指導の傷痕が残っているの?」

と、また、空気を読まない発言をしたのです。でね、彼女の一言でしんみり気分が一転。


「ねぇ、ねぇ、見せてよ見せてよ」

と、紗英にねだる奈緒。

「私も紗英の勲章見てみたい」

奈緒に続いて悪乗りをし始めた利恵。私もついつい悪乗りをしちゃって、抵抗する紗英の腕をつかむと、女の子好きな奈緒が、紗英の穿いているズボンを脱がしちゃいました。

奈緒がズボンを脱がせると利恵の様に真っ黒に日焼けした太ももが現れると、そこには目を覆いたくなるような痣や蚯蚓腫れの跡がびっしりと残っていたのです。

「痛くない?」

愛おしそうに傷だらけの紗英の太ももを撫でる奈緒。

「少し、痛みが残っているけど、大丈夫だよ。傷痕はバトン部の絆だから平気だよ」

奈緒に太ももを撫でられて、照れ臭そうにしている紗英。

そんな紗英の姿を見ていると、私はテレビの向こうで、顧問に鞭を打たれて歯を食いしばり、痛みに耐える紗英の姿を思い浮かべると、私の股間がムズムズと疼きだしたのでした。

親友の傷跡を見て感じてしまうなって、私って、やっぱりヘンタイなのかなぁ。堂々と紗英の太ももを撫で回せられる奈緒の行動力が羨ましくもあるのです。

さて、除夜の鐘も鳴り出したし。皆でこれから初詣に出かけます。それじゃ、行ってきます~♪


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