投稿作品集 > あるスパルタ新体操部 p.01

このストーリーは、bbs にて、かっちゃん 氏より投稿していただいた作品です。 この作品の著作権は かっちゃん 氏にあります。



ある全国大会常連の新体操部。ここは、スパルタ教育で有名だ。

そんな新体操部に、特待生として入部し、入学式前から練習に勤しむ1年生部員たち。今日も、先輩たちの練習の手伝いをしながら、課せられた筋トレや柔軟のトレーニングに、早朝から何時間も勤しんでいます。

1年生部員たちは、みな顔を真っ赤し、大粒の汗を大量に噴出させ、全身をテカテカと光らせています。真新しくも薄い生地の紺のレオタードは、汗を吸って小さくなり、1年生部員の身体を締め付けます。

「はい、1年生集合!」

入部したての1年生部員を指導する、3年生部員の大谷先輩の声が体育館に響きます。その声に、駆け足で集合する1年生部員たち。彼女たちは、「はぁ~はぁ~」と、肩で息をしながらも、つま先立ちで大谷先輩の次の一声を待ちます。

「ハァ~。ヤレヤレ。あんたち、いったいなんなの? 体力も、技量も、元気も、ホントのクズ。おまけにサボってまでいる。いったい、私にどうしろっていうの? そのまま、校門前に集合しなさい!」

ため息をつき、怒鳴りつける大谷先輩。1年生部員は、希望に胸を膨らませ、必死に頑張ってきました。中学時代には、考えられなかったような厳しいトレーニングに取り組んでいる部員もいます。それなのに、サボっているなんて……。

一体、大谷先輩のいう「サボリ」とは何なのか探るように、お互いの顔を見合わせます。

しかし、それは、大谷先輩の癪に障るだけです。大谷先輩は、「返事もできないの? 早く校門前に行きなさい!!」顔を真っ赤にして、怒鳴りつけます。

その声に驚き、「はい!」と返事をすると、大慌てで、体育館から校門へ駆け出していく1年生部員。大谷先輩は、眉間に皺をよせ、怒り心頭の様子です。


4月とはいえ、粉雪の舞う花冷えとなった今日は、4月とは思えないような寒い北風が吹いています。

そんな日に、全身が汗でビショ濡れになった状態で、風を遮るものなど無い校門に立たされる1年生部員。「はぁ~はぁ~」と荒く吐く息は、白く凍てついています。

汗で濡れた紺色のレオタードは、容赦なく1年生部員の体温と体力を奪っていきます。五分もすれば、1年生部員の意思とは無関係に、唇が紫色に変わります。

紺のレオタードから半分以上はみ出た可愛らしいお尻や太ももは、寒さで鳥肌が立ち真っ赤になっていきます。中には、鼻をズルズルと言わせ、歯もかみあわぬままガタガタと振るえている者さえもいます。

また、濡れた髪から水滴が背中に滴り落ちると、ビクッと身体を震わせる者もいます。汗も拭くことも許されずに、こんな環境で立たされるなんて、辛いことでしょう。せめて身体を拭きたい、いや一枚でも服を羽織りたいと思っているはずです。

校門から数分も歩けば、自分の真新しい制服も、タオルも、ベンチコートだってあります。でも……。

ただひたすらに、1年生部員は、細い腕を体の横に揃え、指先をピンと揃え気をつけの姿勢のまま、踵を浮かせて爪先立ちの状態で大谷先輩を待つしかないのです。


その様子を、校門を行きかう人たちが、チラチラと見ていきます。

男子生徒たちの中には、ヤラシイ目つきで見ながらヒソヒソ話をしていたり、携帯電話を向けてくる者さえもいます。校門外の中年男性は、何分もニヤニヤとしながら見ています。

また、女子生徒からは、

「なに、あの娘たち……」
「ちょっと、やらしくない?」
「あぁ~あ、可哀想……」
「みっともないわね」

蔑みとも、憐れみともとれるような声が上がっています。そのどれもが、1年生部員の羞恥心を増幅させ、心をズタズタにしていきます。

まぁ、入学式を迎える前に、15歳の青春真っ只中の女子高生が、自分たちの恥ずかしい姿を先輩たちや周囲の大人たちに晒すのですから……。しかし、1年生部員には、その視線から逃れるすべはなく、ただ耐えるしかないのです。


20分以上、経った頃でしょうか、大谷先輩が、ゆっくりとした足取りで、1年生部員の前に立ちます。

「ねぇ、あなた達は、全国大会に出場したことがある人たちばかりよね。それが何ですか、体力も演技もレベルが低いうえに、練習をサボって。ホント、私を舐めているの!! 今日は、徹底的にさぼっちゃいけないって、体で覚えてもらうわ! さぁ、さっきサボったクズは、出てきなさい!!」

と怒鳴りつけ、この場の空気を凍り付かせています。その声に、肩をすくませる1年生部員たち。

コツ! コツ!

ゆっくりとした足取りで、整列した1年生部員の列をジグザグに歩く大谷先輩。1年生部員を見つめる目線は、獲物を狙う肉食獣のようであり、校門を行きかう人たちさえ怯えさせています。

「まだ、出て来ないの!? 早く出てらっしゃい、徹底的にしごいてあげるわ!」

イラついたような声を出す大谷先輩。その声に、1年生部員の目は、みな泳いでいました。自分の行動で思いあたることはないか、思い出している風です。


「ふん、出てこないの? いい根性をしているのね。みんなは、あの部員がサボるところを見ているはずよ。さぁ、その部員の名前を言いなさい」

落ち着いた声ながらも、大谷先輩は怒った口調で話します。静寂が数分続きますが、1年生部員にとっては何時間にも感じられたことでしょう。

「あれ? みんなで庇うんだ~。今年の1年生は、いい度胸しているわね。腐った団結心を持っているんだから、褒めてあげなきゃ」

と、ボソッと苛立った声を発すると、1年生部員の陽菜に近寄り……。その時です。

バァン! バァン! バァン! バァン!
バァン! バァン! バァン! バァン!

頬を打つ乾いた打撃音が、静寂を打ち破ります。大谷先輩は、陽菜の胸ぐらをつかむと、激しい怒りを込めるかのように、頬に往復ビンタを御見舞いしていきます。

大谷先輩の手が、陽菜の冷え切った頬を打つたびに、なんとも痛々しい打撃音が校門に響きます。陽菜の顔が大きく揺さぶられ、真っ赤な手形がつき、乳房はレオタードごしにプルプルと震え、ビンタの衝撃の強さを物語っています。

そして、時折、発せられる、「ごめんなさい。しゅいません!」「やめてください。いたぁい!」「たしゅけてぇ!」陽菜の悲鳴が、痛々しく木霊します。

でも、大谷先輩は、怒りを込めた目で睨み付けるだけで、何も言いません。その様子に、他の1年生部員は、肩をすくませ、怯えきっています。


陽菜は、小動物のような可愛いさと清楚さを併せ持った雰囲気からは想像できないほど、大きな声を出して熱心に練習に取り組んでいました。

しかも、陽菜は、全国大会で賞を取ったことがあるほどの実力者。1年生部員の中で、一番の実力を持っていると言っても過言ではありません。

そんな陽菜ですら、大谷先輩からすると、「さぼった」と見なされるのかと思うと、暗澹たる気持ちになるのも分からないではありません。

陽菜は、何十発もビンタを浴びると、顔を真っ赤にして、崩れるように地面に倒れこんでしまいます。

しかし、大谷先輩は、鬼です。何事もないかのように、不機嫌そうに腕を組んだ大谷先輩は、「あなたは、なぜ、私の指導を受けたのか、わかるかしら?」と、うつ伏せで嗚咽を漏らす陽菜を見下ろし、問いかけます。

「わかりましぇん。りぃ、りゆうを……、理由を教えてください」

涙を流しながら、答える陽菜。

「ふん、分からないですって! これを、見なさい」

大谷先輩が、手にしたデジカメには、開脚をしている陽菜の後ろ姿が映っています。ズームモードで拡大すると、激しくレオタードがお尻に喰いこみ、丸出しになった陽菜の真っ白なお尻が画面に表示されます。

その画像に、顔を赤くそめる1年生部員たち。


「じゃ、次の写真を見てみなさい」

喰いこんだレオタードに片手が触れている写真が映し出されます。

「あらあら、練習中にサボって直してますね。陽菜さんは、何度言ったら、練習中にサボらなくなるのかしら?」

呆れたように話す大谷先輩。その言葉に、「いぃ、いいえ。手が触れただけです。喰いこみだって直っていません」と必死に話す陽菜。

現に陽菜の安産型の豊満なヒップは、レオタードからムニュっと3分の2以上がこぼれ出た状態になっています。

「お黙り! 競技中にお尻を触ることは、サボリだって、何度も言っているでしょ。罰として、全員、夜までバケツを持って反省してなさい!」

と怒りのこもった声で、指示をだす大谷先輩。喰いこむと気持ちが悪いので、触れてしまうことはよくあることですが、新体操部では「気の緩み」であるとして許されないのです。

しかし、「まぁって、ください」なおも、大谷先輩に食い下がろうとする陽菜。大谷先輩は、「まだ、私に反抗する気?」と聞く耳を持たず、呆れたように話します。

それでも、「連帯責任なんて、酷いです。そもそもサボってなんていません」正論を振りかざし、必死に訴えかける陽菜。


「先輩である私の指示が聞けないって言うのね。じゃ、辞めたらいいわ。数日前に、指示を聞けない時は辞めるって、誓約書にサインしたよね。あんたの代わりなんて、何人もいるのよ。さぁ早く、ヘタレだから帰ってきましたって、早くお母さんのところに帰りな!」

と胸ぐらをつかみ、今にもビンタをするような姿勢で話す大谷先輩。

慌てたように陽菜は、「すぅいません。すいませんでした。ゆるしてください。辞めたくありません。赦して下さい。反省します」と、学校を辞めることが怖いのか、ビンタが怖いのか、怯えたように手を合わせて謝ります。

「辞めたくないなら、指示には従いなさい。ほんと何度言ったら分かるのかしら? あなた達は、恥ずかしさが克服できるように、他の生徒たちに協力してもらうわね。特に男子には、協力してもらえるようにお願いしてあげるわ」

恥ずかしい見せしめの刑が、下されます。その言葉に、顔をこわばらせ、顔を青ざめさせる1年生部員。

大谷先輩は、

「それにしても、1年生部員はよかったね。陽菜のお蔭で、サボらないように体で覚えれて、しかも体力もつきますよ」
「陽菜は、ホント良いことをしたよね。あんたのサボリのお蔭で、みんな恥ずかしい罰を受けられるってさぁ~」

陽菜の肩を叩き、追い詰めるような事を言います。悔しそうに唇をかみしめる陽菜。


「じゃ、バケツに水を汲んでらっしゃい」との大谷先輩の声に、バケツを手に取ると、水を汲みに走り出す1年生部員たち。

「陽菜は、汲みに行かなくてもいいのよ。私が、汲んできてあげたから。はい、これあげる」との大谷先輩の声に、陽菜の表情が、みるみる内に青ざめます。

それは、渡されたバケツに、砂が山盛りに入れられたバケツが置かれていたからです。

「はい、ありがあとうございます」

健気にお礼をいう陽菜ですが、大谷先輩は残酷です。

「その砂を落としたら、落とした分の倍入れるからね」と、陽菜に恐ろしいことを言います。今にも泣きそうな陽菜。中学時代に新体操で全国まで行った女子とはいえ、あまりにも辛すぎます。

しかし、逃げることは決して許されないのです。それは、ここが、スパルタ指導で有名な新体操部だからです。泣こうが喚こうが、先輩にやれと言われた以上、最後までやるしかないのです。

そうこうしているうちに、次々と、バケツに水をくみ1年生部員が戻ってきます。校門前に一列に並ぶ1年生部員たち。


大谷先輩は、ニヤリと笑うと、「ほら、恥ずかしさを克服するんでしょう!」と、母親が子どもに諭すような口調で、陽菜のお尻をポンポンと叩きます。

何をされるのか、戸惑ったような表情を見せる陽菜。大谷先輩は、腰あたりの布を持つと、ひっぱりあげるようなジャスチャーをします。今以上に、レオタードを喰いこませるつもりのようです。

そんな恥ずかしいこと、誰もされたくありません。捨てられた子犬のような目で、懇願するように大谷先輩を見つめながら、顔を横に振る陽菜。

しかし、大谷先輩は、「あれ? 恥ずかしさを克服するんだよね。さっきも言ったけど、私の命令を聞くことが嫌だったら、辞めてもいいんだよ」と陽菜が拒否することをゆるしません。

「すいません」

深々と謝る陽菜。

「いや、すいませんなんて、言わなくてもいいからさ。こっちは、あんたがサボらずに練習が出来たらいいわけ。それよりかさぁ~、なんか、言い忘れていることないの?」

と大谷先輩は、ふてぶてしそうに言います。

目を泳がせる陽菜に、大谷先輩は、「ほら、やってもらうときは、どうすんの?」とイライラとした口調で話します。


陽菜は、悔しそうに下唇を噛み、「食い込ませてください、よろしくお願いします」とお願いをします。

「はぁ? 聞こえない?」と大谷先輩は、ふざけたように耳を傾けながら問いかけます。

「食い込ませてください、よろしくお願いします!」

「はぁ? もう一回」

「サボらないように、レオタードをお尻に喰いこませてください。よろしくお願いします!!!」

陽菜は、あり得ないような大声を出して、叫ぶようにお願いをしていました。

「はぁ~、なんで、言わなきゃ、人に『お願い』もできないわけ? 無駄口ばっかり叩いてさぁ。やる気あんの? あんたが、そんなノロマで、やる気ないからさ。マジでムカついてきたんけど~。全員、全裸になってもらってもいいんだけど。あんたの汗で汚れた、きたないレオタードなんて触りたくないし」

と大谷先輩は、陽菜を甚振ります。陽菜は、

「本当にすいませんでした」
「私が、全て悪いんです。全裸は無しにしてください。お願いします」

と必死に謝り、

「私のレオタードを食い込ませてください! よろしくお願いします!!!!」

改めて、大声でお願いをする陽菜。


「どう、しようかな~?」と満足そうな笑みを浮かべながら、大谷先輩は、オーバーなぐらいに、迷っているような素振りをみせまます。

「私のレオタードを今以上に食い込ませてください!! よろしくお願いします!!!!!」

陽菜は、大谷先輩の言葉に間髪を入れずに、更に大きな声で叫ぶようにお願いをします。レオタードを食い込ませるという絶対に嫌なことを、何度も「受けたい」と言わされる屈辱に、陽菜の心は折れそうになっていることでしょう。

大谷先輩は、「そんなにお願いされたなら、しかたない。食い込ませてやるか?」と、見下すように、陽菜の顔をみて薄笑いを浮かべます。

「よいしょ!」

大谷先輩は、陽菜のレオタードの腰のあたりの布を乱暴に掴むと、強引に引き上げます。

「ぐうっ!」と歯をギュッと噛みしめ、声を押し殺し耐える陽菜。それでも陽菜の股間のワレメに残酷に喰いこんでいく股布。陽菜は、顔を真っ赤に染めていきます。敏感な花弁がほころぶようなことには慣れていないです。

その瞬間、下半身は悲惨な状況になっていました。ヒップのカーブに沿ってレオタードが中央に寄って滑るように食い込み、白い生尻を容赦なく剥き出しにしてしまいます。

まるでマスカットの皮が剥けるように、するりと音がしそうなほど鮮やかに尻肉が顔を出します。残酷にも、股布は、お尻の割れ目に挟まって紐のようになって、白い肌をさらけ出しています。尻肉の丘の下側奧のぷくりと盛り上がった楕円形すら丸見えです。


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