投稿作品集 > 水泳部の躾 p.08

このストーリーは、bbs にて、KRE 氏より投稿していただいた作品です。 この作品の著作権は KRE 氏にあります。



■■■ 8 ■■■

肩まで届く髪の可愛らしい女子高生が、おっぱい丸出しで顔中真っ赤にしながら、一所懸命に俺に謝罪を繰り返している。

『わたし、日宮……七海は、んッ、夏の……特訓期間だとい、う、ウウッ……、のにも関わらず、練習に身が入らず、みなさんにご迷惑を……くぅ、おか……おかけし……アッ! あんッ、だめッ!!』

しかし、言葉は途切れ途切れだ。頭の後ろに両手を組んだまま、苦しげに左右に身体を捩っている。

『おら、なに止まってんだよ』

ドスのきいた先輩の声は、同性のものに変わっていた。

『ごめんなさいもまともに言えないのか。さっさとしないと、下も撮るよ』

バストショットだった映像が、少しずつ引いていく。頭の位置は変わらないが、胸の下がフレームに入ってきて、小さなお臍が見えた。

『ま、待ってください。下は……そこは写さないで! いっ、言います! 言いますからッ!!』

焦りまくった日宮が、急いで続きのセリフを叫んだ。

『ご迷惑をおかけして、申し訳ございませんでしたぁ!』

しかし、謝罪とほぼ同時に、お臍のさらに下がレンズに映り込んでしまった。無毛の股間には、先ほどまでとはうって変わって、女性のたおやかな指が数本這いずり回っている。


男子の先輩から女子の先輩へとバトンタッチされた罰練は、背筋から腹筋へとメニューが変わっただけで、練習の内容は酷似していた。

場所はスタート位置からコースサイドへと移動していたが、やはり頭から膝までを水面上の空中に静止した状態で腹筋をさせられている。

男子の時と異なるのは、上半身は押さえつけられていないことだ。強制的に姿勢を維持させられているわけではなく、日宮は本当に自分の力で腹筋をしている。トレーニングとしてはまだまともだと言えるかもしれない。

だが、筋力的な苦しさは雲泥の差だった。裸を触ることが目的だったとは言え、男子は一応支えていてはくれた。しかし、女子の先輩たちは誰一人として補助はしてくれない。

それどころか、プールの中に入った監視役の2年生が、起き上がろうとする日宮のおでこを指で押し戻してしまうのだ。

『頭が高いよ。30度だって言ったろ?』

繰り返し起き上がるタイプの腹筋ではなかった。指定された角度を維持する方式だ。もう十分に体力を消耗していた日宮にとっては、過酷すぎる運動だった。

『ムググウゥゥゥゥ!』

小さな唇をへの字に曲げて踏ん張ると、謝罪の言葉が途切れてしまう。ミスに対して容赦のない仕置きが実行されるのは、男子となにも変わらなかった。

女子の先輩たちは胸には手を出さなかった。肛門も仰向けになっている体勢では、身体の下になって守られている。攻撃は残りの一点に集中して行われていた。

うつ伏せでいるよりもずっと触りやすくなった秘貝の奥。女の子の最大の弱点にして、同性同士ならどう扱うのが最も気持ち良いかを熟知している快楽の実。

すでに存分に嬲られて、充血して敏感になっている日宮のクリトリスが、優しくゆっくりと指先で転がされる。


クリクリ……、クリクリ……。

『んふっ! ぁぁああん!』

嬌声だと明確にわかるトーンを出して、可愛い1年生は身悶える。後頭部で組んだ腕を振り、必死にいやいやをしてみせるが、事態がいっこうに改善しないことは決まり切っていた。

『そうやって乳首おっ立ててるから、男子も調子に乗るんだよ。真面目にやれ!』

股の奥から望まない快楽を無理矢理注ぎ込まれて、日宮の乳首は遠目にもわかるくらいビンビンに勃起している。連続絶頂を味わった後だから、ただでさえ身体は敏感になっているのだ。

空中で静止しているだけでも、すごい精神力と体力だと褒められるべきだろう。

『おっぱいを立てるんじゃなくて、身体を立てろ。30度!』

『はいッ……! むぐっ、す、すみま……せ……』

水平からわずかだけ腰から上を持ち上げて維持するが、監視役の2年生は気まぐれだった。

『高い、それ40度。今度は低すぎ、楽しようとしてない?』

一番腹に堪える角度になるように、細かい調整が頻繁に実施されるのだ。その間もずっと、じんわり、やんわりとしたいたぶりが、陰核に与え続けられている。

監視の2年生が筋力の最大化に腐心しているとすれば、股を弄ぶ3年生は性欲のコントロールが仕事だった。

『あぁんん……ゃあはぁぁぁ』

ヒク。
プクッ。

悩ましい吐息が漏れる。もう限界かと思われるほど円柱形にまで痼っていた日宮の胸の蕾が、根元からもう数ミリだけさらに高くなった。

乳頭表面はパリパリに膨らんで腫れたように火照っている。乳輪も成層火山のようにきれいに盛り上がり、縁を飾る極小の粒々までが立ち上がって桃色に輝いていた。誰に触られなくても、そよいだ風がそっと撫でるだけでも辛そうだ。


『うっわー、見てるだけで辛そう。ビンビンになってるよ』
『絶対あれもう、摘ままなくても、触ったらイクよね』
『服とか擦れただけで、やばいレベルだって』

3年生たちがくすくすと笑っている音声が聞こえてくる。

『えへへ、上手でしょう、あたし』

クリトリスをそっと揉み続けている部員が、仲間の方に顔を上げた。

『コツがあるんだよね。あたしもさ、1年の男女対抗リレーで負けた時に、先輩から仕込まれたんだけど』

これが伝統というものなのだろうか。上級生から下級生へと、確実に引き継がれていくシゴキと体罰。自分が経験したことは、上の立場になった時に、下に同じように実施しなければ気が済まないのかもしれない。

革命児が現れて、間違った常識を変革するまで続く負の連鎖だ。

『これはまだ良い方だって。あたしは一番タイム悪かったから、勝った男子に部室に呼びつけられて、机に大の字にされて、男子全員の手で一回ずつイクまでクリトリスいじくり回された』

『ああ、そんなのあったね、確かに』
『そうだよ、あんたが終わるまで、女子全員裸でプールの周り走ってたんだから』

『そん時にも3年の女の先輩がちゃんといて、男子に指導するわけ。どうすると気持ちいいかってこと。同じ1年が一番下手でとにかく時間かかってムカついたけど、おかげで後から先輩に伝授してもらったよ』

日宮の陰核をまさぐる指の動きがすこし穏やかになる。やめるつもりではない。イカせないためだ。達成寸前のギリギリを維持する。蛇の生殺しだ。


『うぁぁああ、はぁん、くふっ、んんんーーー』

わかりやすいほど効いていた。日宮は半死半生の体になって、鼻の穴をひくひくと大きくしたり小さくしたりしている。すっかり謝罪を忘れてしまった唇からは、切なそうな熱い吐息だけが吐き出されている。

『日宮なんて、まだ男を知らなそうだから、ちょろいよね。もっともホントに躾けるのは野本の方だから、これくらいで許してあげるけどさ』

最後は素っ気なかった。

『おい、全然謝罪の言葉がないぞ!』

怒鳴りつけると同時に、

きゅい。

軽くクリトリスを捻る。

『ひゃああああぁぁぁぁぁーーーーーーーッ!』

ドッボーーーーーーーーン。

日宮は絶叫しながら、後頭部から水中に沈んでいった。すぐに2年生が引き上げるが、水上を飛ぶようにして、腰が跳ね上がってしまっている。

『ああっ、うあぁぁぁ、ひゃああん!』

2年生に抱きかかえられるようにして起こされた日宮に、3年生が迫る。

『全然だめだねぇ、日宮。どうする?』

顎をしゃくって促したのは、スタートラインの方角だった。そこには罰を受けている全裸の友人がいる。

ひたすら裸水泳をさせられている野本だったが、日宮がミスをする度にプールから上がらされて、お尻叩きを受けていた。スタート台を掴み、両脚を大きく開いて、膝を曲げずにつま先立ちになるほど高くお尻を突き出した野本。

恥ずかしいところのすべてを見せつけている相手は、同級生を含む男子部員たちだ。

カメラがそちらに切り替わった。


『おい、野本。ケツが下がってるよ』

同じ1年の男子部員に注意されているが、

『はい、すみませんッ!』

野本は大きな声で非を認める。

完璧にまっすぐに伸びた美脚は美しい二等辺三角形に開かれて、ヴァギナも肛門も晒されている。とても落ち度があるようには見えないが、野本はつま先立ちの足の指にさらに力を入れて、さらにヒップをせり出して見せた。

その仕草は、いまの野本と男子部員の間には、同学年であっても越えられない上下関係が成立していることを物語っている。

『あのさ、まだ恥ずかしいとか、思ってんの?』

男子はネチっこかった。

『いいえ!』

野本は無機質に即答する。

『だったら、言われたとおりに、ケツを高く上げろって』

『はいっ!』

返事は良かったが、現実には無理だった。つま先立ちは限界でこれ以上は上がらない。そんなことは、男子が一番よく知っていた。ただ試しているだけだ。なめてないか、反抗心が残っていないか。特に、クラスメートの男子にも徹底的に服従するのかどうかを。

『返事だけ。野本はいつもそうなんだよ……』

うんざりしたような声を出しながら、手を股の間に差し込む。1年生らしく無毛に剃り上げているつるつるの秘部に、遠慮なく下から指を押しつけた。

『ほら、ケツ上げろ。この指の高さより上だって言っただろ』

『はいッ』


そんな抽象的すぎる尺度を言われても、どうしようもない。野本は足を少しだけ引き寄せて高さを稼ごうとした。それが間違った行為だということは、すぐさま思い知った。

ズブリッ。

男子の指がスリットに埋め込まれた。

『足閉じたら意味ないだろ。開脚は100度!』

『すみません』

素直に謝っても、男子は指を抜いてくれない。第一関節まで襞の中に差し込んだまま上下にスライドさせていじる。さすがの野本も腰が引けた。

『下がってる! 出来ないんだったら、日宮に代わってもらう? 野本と違って素直だったよ』

このセリフを聞いて、もう上がらないはずのヒップが、力みながらわずかに持ち上がった。足の開きは変えずに、位置を少し前進させたのだ。四つん這いから前屈に近い体勢になったことで、若干高さを稼ぐことが出来た。

腰の屈曲角度が大きくなったことで、恥部もますますよく見えるようになった。

『みろ、やれば出来るじゃないか』

ようやくOKを出したクラスメートは、叩きやすい腰の高さに丸く突き出したお尻を、軽くペンペンと触れて合図を出す。

『お尻叩き、お願いします!』

野本が大きな声で答えるのを待ってから、日焼けの付いた肉塊に平手打ちをお見舞いする。

パァーン!

掌が吸い付くような柔らかい肉質とクッションのような心地よい弾力を味わっても、すぐには手は離さない。丸いカーブに沿ってすりすりと撫で摩り、最後は豊かな尻肉をぎゅっと抓って、ようやく解放する。

『ありがとうございます!』

男子は背徳の美酒に酔う恍惚の表情を浮かべている。毎日同じ教室で学生生活を送っている気の強い美人の素っ裸が見られるだけでなく、お尻をひっぱたくことが出来るのだ。

しかも、自分の意のままに恥ずかしいポーズを要求したり、お尻を叩いてくださいと言わせられるなんて羨ましい。


映像が腹筋する日宮に戻った。

『あーあ、いまの腹筋失敗で、またやり直しだ。野本の尻、明日は腫れ上がって座れないかもね』

日宮が腹筋をミスする度に、野本愛花里に対して行われる屈辱的なお尻叩きのカウントが増やされていく。一回のミスで男子部員全員の平手打ちが、美人スイマーの丸出しの尻に襲いかかる。

3年生から始まり、ようやく同学年まで順番が進んであと数人というところだったのだが、もう一巡追加されてしまったのだ。

『そんなぁ……』

自らの責任を痛感して、日宮は途方に暮れた顔つきに変わる。

『…………罰を軽くしてあげよっか?』

先輩の女子部員は悪魔そのものというべき下劣な笑顔を浮かべながら囁いた。苦渋の決断を迫られた日宮だが、選択の余地はなかった。これは提案ではない。断れば、日宮の腹筋は続行されて、同じことの繰り返しだ。

生殺しで耐えさせられたあげくに、女性器をおもちゃにされて水没する。愛花里への尻叩きは、おそらく練習が終わるまで続けられるだろう。すでに100発を越えるくらい叩かれているから、本当に座ることが出来なくなってしまうかもしれない。

それに、先輩の申し出を断るなどという暴挙は、1年生には許されていないのだ。

『ありがとうございます。お願いします!』

不安しかないという表情を浮かべながら、日宮はそう答えるしかなかった。先輩がにこやかに頷く。野本の尻は守られた。肉体的な苦痛からは解放されたが、その分の罰は精神的な内容へと転換されてしまうことになった。


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