投稿作品集 > バレー部の躾 punishment p.04

このストーリーは、bbs にて、KRE 氏より投稿していただいた作品です。 この作品の著作権は KRE 氏にあります。



「0年、桜木真衣っ! 一本目の、尻穴の皺カウントぉ! おっ、お願いっ、しまぁすッ!!」

渾身の宣言にも、2年生の指は依然として小さな花の芽にかけられたままだった。指の腹がゆっくりと突起を転がしている。

「できるなら、最初からそうやって言えよ。今後もし手を抜くようなことがあったら、その度にこうだから」

指先が肉唇の中に沈む。女体がまた大きく反り返って跳ねた。

「うぶああぁぁーーーーーっ!!」

「ステイ!」

叫び声と叱咤の命令が重なる。暴れる身体を2年男子に押さえつけてもらっていなかったら、桜木先輩は机の上を転げ回っていたかもしれない。

しかし、オープンの状態を維持するために股間に回されていた手が緩んでしまっては、いずれにしても2年生の思うつぼだ。

「下の口は開けたままだろう?」


ぎゅむ。きゅうっ。ぐりりり。

男子部員の指先はドリルのようになって、何度も一点にねじ込まれる。無骨な指の下で、快感によって肥大化した神経の結束点がすり潰される度に、美しい女子高生は白い喉を見せてはしたない声で叫ぶ。

無我夢中で動かす指がなんとか陰唇の畝に引っかかったのは、五度のお仕置きを受けてからだった。

指先が白くなるほど強い力で、ヴァギナがぐいっと割裂かれる。サーモンピンクの粘膜が餌をねだる雛鳥のようにパクッと広がって、官能的な芳香を部室にまき散らす。

ちゅぷ……。

湿り気のある音を残して、ようやく2年生がクリトリスを解放すると、

プジュッ!

開口した乙女の花園からは、愛液のうれし涙が飛沫となって飛び散った。

「あっ、ああぁ……」

軽く達してしまったのだろうか。ビクビクと震える桜木先輩は空中に目を彷徨わせながら、桜色の上品なリップから熱い吐息を吐き出した。


だが息つく暇もなく、本当の指導がすぐさま実行に移される。垂れ落ちる愛液ですっかりぬめった菊門に、黒いペン先が再び突き立てられた。

きゅっと密集した皺の中から、真下へと伸びる一本が選ばれる。そして、筋を彫るように皺を引き延ばしながら、恥ずかし過ぎる尻穴のラインが丁寧にトレースされていく。

ツィーーーーーー。

美女は眉間にシワを作って、唇を噛みしめている。不浄の穴とその周囲は、また違ったおぞましい感触で桜木先輩を苦しめるのだろう。

「んーーーーっ、んむ…………ぅ」

ピンクの肌に黒い線が2cmほど引かれてから、マジックが離れる。

「一本目! ご、ご指導。ありがとう、ございましたあっ!!」

エースはしっかりと大きな声でお礼の言葉を発した。それも自分を陵辱した2年男子の目を見ながら、頭を動かして会釈までする完璧なものだった。

これまでとは違った従順なその態度が、一連の罰が桜木先輩にとってどれほど過酷なものであったのかを示していた。下級生に媚びてでも、もうされたくない。その思いにキャプテンも慈悲を示す。

「まあ、いいだろう。マジックの跡は消してやれ」


2年生に指示を出して、向原キャプテンは俺たちの方を向き直った。

「いま見たように、負け犬以下の奴には更生指導を受けてもらう。負け犬の言いなりになって、0年の指導ひとつまともにできないお前ら1年も同罪だ」

「「「はい!」」」

厳しい言葉を浴びせられて、俺たちはすくみ上がった。桜木先輩の惨状を見れば、ただの罰トレで済んでいいはずがない。この後に追加される罰の内容を考えただけで、1年生は震え上がってしまう。

しかし、その緊張感を一発で吹き飛ばしてしまう艶めかしい声が、すぐ前から響いてきた。

「おおっ、おあぁーーーっ。……むぐぁ、ぬおぉぉっ、むん……ッ!」

桜木先輩がピンク色に染まった女体をくねらせながら、悩ましいダンスを踊っていた。左右に捩れるのに合わせて、形の良い乳房がぷるっぷるっと振りたくられている。

オープンこそ解除されていたが、両手を頭の上でクロスさせるように2年男子に持たれ、相変わらずヒキガエルのように広げられてしまっている両足。

半開きになったままのビラビラの下では、マジックの汚れがボディソープを付けた歯ブラシで洗浄されている最中だった。


「むうぅっ、んふうぅぅ!」

排泄器官をブラッシングされるのは、クリトリスの時とは全く異なった官能を呼び覚ますようだ。

ゴシゴシ、ジリジリ。

指先で皺が広げられ、筋の奥にまで残ったインクが掻き出されていく。ナイロンの毛先が肛門をくすぐるおぞましさに、美人エースの肌が粟立っている。鼻腔を膨らませて必死に我慢しているが、それでも堪えきれない声が止め処なくあふれ出してしまうのだ。

股間を無遠慮に這い回っている男子部員の指が、明らかに不可抗力ではないとわかる不自然な角度で排泄器の窄まりに差し込まれた。

「むぐぅ! おっ……おお……お…………」

目を見開き唇を丸くしている美女の顔に、ギャラリーの視線が集まっていく。悪意を持った洗浄者の『いたずら』の効果を確認するためだ。

下級生の好奇心でいっぱいの邪悪な眼差しを浴びせられて、顔を背けるようにイヤイヤを始めた桜木先輩の頭が、前髪を掴まれてロックされる。


ぬぷっ。

指が第一関節まで侵入した。突入口の周囲がブラシで磨かれる。

「だめっ! イッ……やあッ!!」

M字開脚になった先輩の足の指が、わきわきと閉じたり開いたりしている。味わったことのない感覚に、全身に嫌悪感が表れている。

ぬちっ。

また少しだけ指が進んだ。

「おぐッ!? んにいぃーーっ。おぁおあっ、おあぁぁ……!」

指先に残酷な回転が加えられた。肛門科の医師が直腸を診察するときのような動きで、じわじわと嬲るように指が回る。

美女が苦悶の表情を浮かべた。片目だけが閉じられたその顔は、苦しげだったが、どこか恍惚とした艶を含んでいる。

同情する男子部員は皆無だった。特に洗っている2年生は卑しい笑いを隠そうともしない。桜木先輩をつぶさに観察しながら、回転とブラシの動きを調整していく。


にちっ、ぬちょ。
ジリジリ、ゾリッ。

「むんあぁっ。はぁ……ぐぅ、ひんっ。あおっ、くふっ……んあぁぁっ!」

あの桜木先輩が、下級生の男子に好きなようにいたぶられていた。信じがたい光景が俺の前で繰り広げられている。

肛門の中をグリグリと掻き回されて、噛みしめた唇が白くなるまで耐えさせられる。我慢の限界近くを味わう時間がたっぷりと続くように、耐えに耐えさせられた後で、ブラシが動いて嬌声が引き出される。

一度でも声を漏らした部位や動作は、先輩が再び歯を食いしばる度に繰り返し執行される。演技ではないこと、本当に自分の指導が効果を発揮したことを確かめるためだ。

そうして確認された効果的な指導方法は、次から『いたずら』の新しいバリエーションとして追加されるのだ。桜木先輩はいよいよ追い詰められていた。

(どうだ、桜木真衣。やっと反省している顔になってきたな……?)

2年の男子が楽しみながら、指を第二関節までを埋める。

「あっ、ぁ……ありが……とうっ、ござい……ます……」

美女の口から驚愕のセリフが漏れた。


お礼。感謝の言葉。年下の男子にここまでされて。いや、ここまでされたからこそ、言うべき言葉だった。0年生に許された数少ない語彙のひとつ。字面としては相応しくないが、意味は理解されていた。

(もう、やめてください。十分に反省しています)

美しい天界の女神が、羽をもがれて地上に堕ちてきた。

「ご指導、ありがとう……ございますっ!!」

0年生が発する感謝の言葉が、繰り返し部室に響く中で、

「そこでだ。ダメな奴同士。1年と0年とで罰ゲームをしてもらう」

向原キャプテンが提案した。

「簡単な余興だよ。桜木は目上の者に対する基本姿勢を身につける。1年は下の者になめられないように根性を入れ直す。そうだな……『22ゲーム』とでも名付けようか」

初めて聞く名前のゲームだった。桜木先輩の方は知っているのか、表情に変化があった。だが、それは全く別の意味だったのだ。直後に『22ゲーム』の秘密が暴露されてしまう。


「『22ゲーム』の『22』はな、0年である桜木真衣の肛門の皺の数だ」

平然と言い放つキャプテンに、桜木先輩は、目尻の涙粒を大きくしてぷいっと首を振った。

「……うぐ……ッ。くうぅぅ…………最低」

女の子にとってとんでもないことまで明言されてしまい、2年生に拘束されている両手のひらをつぶれんばかりに握りしめている。そもそも、俺だって自分のケツの穴の皺の数なんて知らない。

「いま見ただろう。マジックでなぞってカウントさせたから間違いない。大小合わせてな」

筋トレの時の宣言が蘇る。

『七本目の! 尻穴の皺の数ッ! チェックしてくださいッ! よろしく、お願いしまぁすっ!!』

あの時、桜木先輩は六本目までをすでにマジックでトレースされていて、七本目のトレースをお願いしていたのだ。あまりに非道な行為を、壁の下にいた格下の後輩に自らお願いしていたのだ。

1メートルの開脚とは言え、そこは簡単には見えないはず。それもトレースするとなるとなおさらだ。


『イィ……ぐぅッ! おおーーッ!』

身もだえていた美女のフラッシュバック。大きくかぶりを振ったあの声援の本質がついに見えた。

ケツをぱっくりと割られて丸見えにされた不浄の穴に、極細マジックのペン先が突き立てられほじられる。そんなさなかでも前は歯ブラシを持った指導員からの執拗なブラッシングで、同時に陰核をヤスリがけされる。

それでも言わないとみれば、舌で舐め上げられての甘噛み。それが声援の裏側にあった真実だったのだ。

俺はそんなことで、先輩を不潔だとも、淫乱だとも思わない。結果的には可愛らしい嬌声で俺たちを応援してしまったとしても、むしろ、それでも後頭部で組んだ手をほどくこともせずに、立って耐えていただけでもすごい。

やっぱり桜木真衣は、俺の戦女神だと尊敬してしまう。

あれが七本目。ゲームの名前は22。その後、筋トレしている間にさらに15回。倍以上の性的拷問が繰り返されたことになる。

緩んだ顔つきの上級生を見渡してみる。この中のいったい何人が、崇高な女神のクリトリスをいたぶった? 何人がその甘露を口に含んで、禁断の実に歯を立てた? 何人が排泄の秘穴をほじった?


(絶対にやる……! 俺も、やってやる! 俺だって……。俺は……桜木先輩のことが……!!)

「今日は1年は練習なしだ」

キャプテンの話が続いていた。

「これから部室も使わせてやる。0年を指導して、立場を躾るんだ」

千載一遇のチャンスに1年は色めき立つ。上級生に変わって、今度は俺たち自身が、美人エースを躾ることが出来る。

「桜木は基本を教えてもらえ。と言っても、お前の性格は1年の手には負えないだろうからな。そこで罰ゲームを決めた」

桜木先輩はもうどうにでもなれというような顔をしていた。

『22ゲーム』の内容はいたって簡単だった。桜木先輩に部室内のジム用具を使って筋トレをさせる。ただそれだけだ。22の意味も、お尻の穴も関係ない。向原キャプテンはただ尻の皺の数を公表したかっただけなのだろう。

「桜木に『ギブアップ』と言わせるまできっちり筋トレさせることが出来れば、1年の勝ち。明日は練習なしだ。0年の指導でもなんでも好きなことをさせてやる。反対に、桜木がすべてのメニューを消化すれば、0年の勝ち。1年には罰として、皺の数分の22周。全裸で学校の周りを走ってもらう。刻限は日没までだ」


俺たちは侵略者の目付きで桜木先輩を見つめた。普段俺たちがされている以上の過酷なシゴキを、桜木先輩に課してギブアップさせる。もちろん普通にしごくだけではない。元レギュラーなのだから、適切な負荷を加えることは重要だろう。

素晴らしい時間になりそうな予感に、思わず涎が出てしまいそうだ。

桜木先輩の方は軽蔑しきった表情で、俺たちを見返してきた。素っ裸で赤くなってはいながらも、どうせ私にエッチなことさせるんでしょ、という呆れた強気の顔が戻っていた。

しばらくぶりに両者の視線が火花を散らす。

(その抜群の身体を鍛えて、絶対にギブアップさせてやる!)
(どんなことされても、絶対にやりきってみせるッ!!)

体育会特有の異様な意地の張り合いが激突した。こういう単純なことにバカみたいに燃えるのが、スポーツ大好き高校生というものなのだ。

俺の目は引き締まった美しい女神の裸身に注がれていた。これだけの仕打ちを受けていながら、まだまだ多少の運動には十分耐えられるだけの健康な肉体美が、そこに輝いていた。


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