投稿作品集 > 新入社員営業研修 p.01

このストーリーは、bbs にて、たぐお 氏より投稿していただいた作品です。 この作品の著作権は たぐお 氏にあります。



僕の目の前には信じられない光景が広がっていた。

三人の女性が韓流アイドルのカラオケに合わせてお尻を振るダンスを踊っているのだ。それだけなら普通のカラオケかも知れないが、問題はその格好だ。

スーツのスカートを窮屈そうに腰までたくし上げ、ただでさえ布の少なそうなパンティをお尻の割れ目に食い込ませ、お尻を上下左右に激しく振っているのだ。上半身はジャケットを脱ぎ、半袖のカットソー一枚になっている。

踊る彼女たちにやんやの喝采を飛ばしている観客は四人の男性たちだ。

「ほら、もっとお尻を振って! 腰を突き出して!」

観客の一人である女性から檄が飛ぶと、三人は足を広げて腰を落とし、更にこちらに尻を突き出し、より一層激しく腰をグラインドさせる。


ここは港区内にある料亭の離れ。20畳近くある和室の中央に座卓があり、12人分の懐石料理が並んでいるが、特に、四人の中年男性の前には他よりも更に贅沢な料理が並んでいる。

彼らはうちの会社のお客様。つまり、この場は所謂、接待の場なのだ。末席に座るのは新入社員である僕と同期の男。お客様の席の間には女性たちの席が用意されているが、そこには誰も座っていない。

「あれぇ? 美香ちゃんパンティ濡れてるんじゃない?」

男性の一人からヤジが飛ぶ。下品なヤツだと思いながらも、僕もついつい視線を向けてしまう。

ほんのりピンクに染まった形の良い三つのお尻がこちらに突き出されている。

左側の一番背の高い女性が付きだしたお尻の間、光沢のあるピンクのパンティのちょうど真ん中あたりに10円玉ほどの染みが浮き出ていた。


恥ずかしいダンスをさせられている三人の女性もうちの会社の新入社員だ。とは言え、僕らと同期というのは失礼かも知れない。

高卒でなんとか拾われるようにこの会社に入社した僕らに対して、彼女たちは誰もが知っている一流大学を卒業しているのだ。

容姿も抜群で、頭もキレる彼女たちにとって僕達は視界にも入らない存在に違いない。実際、三ヶ月近く、五人で研修を受けていても、研修の内容以外の話をしたことは一度もない。

まぁ、彼女たちは、僕らだけではなく、会社の先輩たちとさえ私語をしているのを見たことがないのだから仕方がないのだが。近くの居酒屋で行われた歓迎会にさえ、彼女たちは参加しなかったのだ。

そんなデキる彼女たちがなぜこんな会社にいるのかと言えば単純だ。入社時研修の一環という名目で、親会社からうちの会社に半年間出向させられているのだ。

うちの会社は外資系の大手保険会社の販売代理店をしている。彼女たちはその大手保険会社に入社をしたのだ。


彼女たちにとってうちの会社での研修など単なる通過儀礼に過ぎないのだ。うちの会社で半年間販売の研修を受けた後は、米国の本社に赴任し、エリートとしての英才教育を受けるそうだ。

「ほらほら、小内! 動きが小さい! お客様にご満足頂けれなければ、不合格よ!」
「武本と宮川も自慢のお尻をたっぷり見てもらうんだ!」

踊る三人の傍らで膝立ちになり、彼女たちに盛んに指示を出すのが僕らの研修担当である内藤さんと、うちの営業部長と人事部長だ。

曲が終盤に差し掛かったところで、こちらに向き直った彼女たちは、暑さのせいか、羞恥のせいか、頬をピンクに染めている。三人とも僕らには一生出会う機会がなさそうなとびきりの美人だ。


向かって左が私立K大学出身の武本美香さん。いつも笑顔の元気印だ。大学時代は読者モデルをしていたこともあるらしく、身長は170cm弱で、ボブヘアがとても似合っていて可愛らしい。

しかし、今はグレーのスカートを腰までまくりあげて、縁に黒いレースがあしらわれた光沢のあるピンクのパンティを露わにしているせいか、いつもと異なり頬をピンクに染めた笑顔がまたセクシーだ。

真ん中は国立O大学出身の小内朋子さん。肩まであるソバージュのかかった髪を振り乱して踊る姿は様になっている。学生時代にはダンスをしていたそうで、武本さんより頭ひとつ小さい小柄なせいもあってか、非常にキレのあるダンスを披露している。

黒いタイトスカートを捲り上げた彼女のパンティは黒の総レースのパンティだが、何と言っても僕のお気に入りはラメを含んだグロスが光るふっくらとした唇、アヒル口だ。あの唇を見ていると色々なことを想像してしまう。

最後が宮川麻子さん。A大学出身で2年生の時に準ミスにも輝いたらしい。胸まである黒い髪と、オリエンタルな顔立ちに切れ長の目をした透明感のある美人だ。彼女も黒いタイトスカートを捲り上げ、薄いピンク色のサイドストリングの小さなパンティを露わにしている。下腹部にあしらわれた黒いレースもセクシーだ。

何よりもいわゆるクールビューティという感じで仕事中は滅多に笑顔も見せないのに、恥ずかしい格好で無理やり笑みを浮かべさせられている表情がたまらない。誰にも言っていないが、実は僕は彼女に一目惚れしている。

本当は誰かに言いたいのだが、唯一話相手になりそうな目の前に座っている同期はお世辞にも友達になりたいとは思えない存在だ。アキバ系のオタクと言えば、皆が想像するようなルックスなのだ。中年のオヤジのように腹がぷっくりと出ている。顔はそばかすだらけで、髪はボサボサ。スーツの襟元にはいつもフケを溜めている。とても仲良くなりたいと思える存在ではない。


そして、曲が終わりに近づき、いよいよ最後の決めポーズだ。

こちらにお尻を向けて、大きく足を開き、前屈して両足首を掴む。そして、三人揃って逆さまになった顔を股の間から覗かせた瞬間に音楽が途切れた。

布切れ一枚に守られただけの恥ずかしい部分を、股の間から覗かせた顔もセットですべて晒している状態だ。

「ヨッ!」
パチパチパチ

四人の観客からパラパラと拍手と掛け声が飛ぶ。

カシャッ
カシャッ
カシャッ

続いて鳴り響くのはケータイのシャッター音だが、彼女たちは羞恥に身体を震わせてひらすら耐えている。


このダンスが始まってすぐの足を高く上げるシーンでカメラを向けられた三人がダンスを止めて抗議したところ、主催者である部長は撮影禁止を宣言するどころか、お客様に失礼な態度を取った罰としてその場でスカートを捲り上げて踊るように命じたのだ。

もう彼女たちに逆らうすべはなかった。

シャッター音が一段落すると、研修担当の内藤さんが立ち上がった。

「せっかく記念写真を撮って頂けるのだから、衣装を整えてあげるわね」

そう言いながら、一番近くでポーズを取っている宮川さんに近づく。

「あっ」

いきなり尻を撫でられた宮川さんが思わず声を上げる。

「あらあら、引き締まった良いお尻してるじゃない、もっと良く見て頂かなきゃ」


スレンダーなモデル体型にしても小さめな宮川さんのお尻の間からはパンティの縁の大きめの黒いレースが羽根のように飛び出している。その羽根が乱暴に鷲掴みにされ、引っ張り上げられた。

「ああっ、いやぁっ」

宮川さんの大切な部分を辛うじて覆っている布が更に引き絞られ、真ん中に付いていたシミが楕円に伸びる。そして、周りよりも明らかに濃い色をした肌が顔を覗かせ、縦に一筋の谷が刻まれた。

「ほらほら、記念撮影するんだから、顔を隠しちゃダメでしょう。良い写真取れるまで終わらないわよ」

はっきりと刻まれた谷をなぞるように、内藤さんの右手の指がゆっくりと上下している。

「ううっ、な、内藤さん、ああん、ど、どうか、ゆ、許して……ください……、あぁっ……」


ケータイのシャッター音が止む。男たちの手元を見ると、もちろん撮影を止めた訳ではない。ムービー撮影に切り替えたのだ。

必死に唇を噛む宮川さんの口から時折漏れる、仕事中の姿からは想像できないような色っぽい喘ぎ声もばっちり録音されているに違いない。

ひとしきり宮川さんを虐め終えた内藤さんは残りの二人の尻を見比べている。

「あらあら、ちょっと食い込みが足りないんじゃないの?」

次のターゲットは武本さんだ。

「せっかくのお尻、しっかり見てもらいなさい。ほらっ」

声に合わせるように、グイとパンティを引っ張り上げた。

「あっ!」


サテン地のピンクのパンティはあっという間に紐のようになってお尻の間に埋もれる。さらに、グイグイと引っ張り上げる。その度に、女性にしては大柄な武本さんでさえ浮き上がりそうな勢いで上下動を繰り返す。

「う……」
「うっ……」

喘ぎ声というよりも呻き声に近い声があがる。その度に、武本さんのふっくらとした丘の形がはっきりと浮きだしてくる。

思わず、宮川さんのものと比べてみる。宮川さんのラインがお尻の割れ目からなめらかに流れて谷が出来ているのに対して、武本さんのそれは二つの大きな丘を形作っている。

宮川さんと同じように濃い色の肌が見えたところでようやく手が止まった。10円玉大だったシミは縦長に伸びながら、面積を広げているように見えた。


「ほら、キレイなお尻が全部見えたわよ」

左手でパンティを引っ張ったまま、右手が尻の割れ目を動き出す。

「でも、あなたはこっちよね」

その声と共に右手が食い込んだパンティを持ち上げるようにして中に滑り込んだ。

「おぉ」

黙って事態を見守っていた観客から思わず声が上がる。

「い、いやぁっ」

尻をよじって逃れようとしたが、内藤さんに抑えつけられ逃れることはできない。


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