投稿作品集 > 東第一中学校 長谷部浩之編 『ブルマー!!』 p.02

このストーリーは、bbs にて、hiro 氏より投稿していただいた作品です。 この作品の著作権は hiro 氏にあります。



――塾の時間――

白井さんのことが気になった俺は、いつもより早めに来てしまった。

すると、間もなく白井さんが来た。俺は何も知らないふりをしながら、彼女に近づいた。

「白井さん、今日は大変だったね」

「ホント、もう泣きそうだったわ。でも、どうしてブルマーが鞄に入っていなかったんだろう……?」

「ブルマーを忘れたんだ?」

なんと俺は、しらじらしい……。

「そうなの」

白井さんは、俯いてしまった。

「悪いんだけど、堀川先生からチェックするように頼まれているんだ。だから、確認させてもらうよ」

嘘だ。そんなこと、俺は頼まれていない。

「えっ?」

「白井さんが、堀川先生の指示を守っているかってこと」

「知っているの?」

「あぁ、だから、ちょっと、こっちに来てくれるかな?」

「お願い!! 許して!!」

「まさか?」

「お願い……、許して……」

彼女は、今にも泣きそうな顔で俺の方を見た。


「それは、駄目だよ。もし君を庇うようなことがあれば、俺がフルチンにさせられることになっているんだ」

「ばれることないって……」

「もしもってことがあるからね」

「何でも言うことを聞くから……、お願い……」

期待通りのシュチエーションになった。

「何でも言うことを聞くんだな?」

「ぅ、うん……」

「分かった。でも、何にしてもチェックだけ、させて貰うよ」

そう言いながら、民家の裏に彼女を連れていった。

「スカートを捲って」

「えっ?」

「自分でスカートを捲って、俺に見せろって言っているんだけど」

白井さんは、スカートの裾を掴んだ。後は、捲るだけ。だが、その行為が、なかなか出来ない様子だった。

「早くしてくれよ。人が来るかもしれないじゃないか」

「……」

白井さんは、何も言わなかった。

「誰かに見られたら、俺が悪者みたいに思われるだろ」

「うぅぅ……」


覚悟を決めたのか、白井さんはスカートを捲った。だが、臑が見える程度までしか捲っていない。これでは、確認できない。

「パンツが見えるまで、しっかりと捲れよ!!」

「うぅぅ……」

もう一度、呻くような声を出すと、白井さんはスカートの裾を捲った。

「あれ? それって、ブルマーじゃ?」

「ブルマーよ……」

「あれ? ブルマーって、忘れたんじゃ?」

「落し物として届いてたって、罰ランの後に渡されたのよ」

「落としていたんだ。意外と、おっちょこちょいなんだね」

「……」

白井さんは、黙り込んでしまった。

「じゃあ、スカートを脱いでよ」

「そんなの無理よ。この後の授業、どうする気なのよ!!」

「ブルマーで受ければ良いじゃん」

「嫌よ!! 絶対に嫌!!」

「じゃあ、ブルマーを没収しちゃうよ?」

「好きにしなさいよ!!」

俺の言葉に怒り口調で返すと、白井さんはスカートの中に手を入れ、躊躇することなくブルマーを脱いだ。


「これで良いんでしょう!!」

そう言うと、白井さんはブルマーを俺に突き出してきた。

「じゃあ、もう一度、スカートを捲って」

「なんでよ!!」

「本当に、スカートの下に何も穿いていないか確認しないとね」

「今、貴方の前でブルマーを脱いだんだから、何も穿いていないに決まっているでしょう!!」

「そうとは限らないよ。小学生の女の子みたいに、ブルマーの下にパンツを穿いているかもしれないし、ブルマーを二枚重ねて穿いているかもしれないし、ね」

「分かったわよ。捲れば良いんでしょう、捲れば!!」

そう言いながら、白井さんはスカートの裾を掴んだ。その手は震えているようだった。

いつも堀川先生にさせられている行為だが、それは、あくまでも学校内でのこと。今、ここは屋外だ。いつ、誰が来るかもしれない。そんな場所でスカートを捲ることなんて常識では考えられないことだろう。

「みんなに見られたいんなら俺はかまわないけど、事情を知らない人には俺が悪者に思われるから、早くしてくれよ」

"みんなに見られたいんなら”という言葉が効いたのだろうか。彼女は、スカートを捲った。

その瞬間、黒々としたものが丸見えになった。


「これで良いでしょ。もう、下ろすね」

「駄目だよ。後ろも確認しないと」

白井さんは、振り返った。日焼けしていない真っ白なお尻が露わになった。

「そろそろ行かなきゃ、授業に遅れちゃうよ」

「そうだな。じゃあ、先に行けよ。一緒だと変に思われるから」

「うん」

返事をすると、白井さんは走って行った。

そして、授業は始まった。俺の横には、白井さんが座っている。今、彼女がノーパンであることを知っているのは、この教室中を見渡しても俺しかいない。

俺しか知らない彼女の秘密……。俺は上の空だった。

だが、彼女は真剣に授業受けていた。ノーパンであることを忘れたいだけなのか、それとも真面目なだけなのか、その答えは本人しか分からないだろう。

ノーパンであること知らない先生は、白井さんを当てた。彼女は、何ごともないかのようにスタスタと前に出て、黒板に書かれた問題に解答していた。

そして、解答を終えた彼女は、席に戻ってきた。

「何か、私の顔についてるの?」

「いや、別に……」

「だったら、あまり私の顔をジロジロと見ないでよ。気持ち悪いから」

「うっせえ!!」

彼女は、席に着いた。

「ねえ、どうして、ここ膨らんでいるの?」

そう言いながら、彼女は俺のペニスの上に手を置いた。

「や、やめろよ」

「大きな声を出すと、バレちゃうよ。授業中にスケベなこと考えていて、こんなに大きくさせていること」

ズボンの上からではあるが、彼女は俺のペニスを触ってきた。

「これで、おあいこだね」

「どういう意味だよ」

「私がスカートの下にブルマーを穿いていたことを内緒にする代わり、私は長谷部君がスケベなことを考えていて、ここを大きくさせていたことを内緒にするって意味よ」

「……」

俺には、何も言えなくなってしまった。



――22時――

気がつけば、塾が終わる時間になっていた。

白井さんのブルマーとパンティを持っている俺は、何にしても返さなければと思い、白井さんに近づいた。白井さんは、他の学校の女子生徒たちと、まるでパンツを穿いているかのように話をしていた。

「あのぉー、白井さん。預かっている物を返さないと……」

「川を渡ったところにある公園で待ってって。私も、すぐに行くから」

「う、ぅうん」

俺は返事をすると、一足早く公園に向かった。

この時間だと、誰も居ない。当然だろう。こんな真っ暗な公園に、誰も来るはずがなかった。公園の隅にある外灯だけが頼りだが、公園全体を明るく照らすことは出来なかった。

暫くすると、白井さんが走ってきた。

「そんなに走ったら!!」

思わず俺は、口に出してしまった。

「優しいんだ」

「……」

“当たり前だろ”とか“いつもな”とか色々な言葉が頭に浮かんだが、この状況では俺には何も言えなかった。


「これ、返すよ」

そう言って俺が鞄から取り出そうとしたときだった。

「ちょっと!! こんな所で止めてよ!!」

「えっ? でも、白井さんが……」

「こっちに来て!!」

白井さんは、俺の腕を引っ張って公園内にある公衆トイレに入った。そして、鍵を閉めた。

「臭いかもしれないけど、我慢してね」

白井さんが言った。

「ここ、電気、付くんだ」

「うん」

「じゃあ、これ返すよ」

俺は、さっき没収したブルマーと、堀川先生から預かっていたパンティを手渡した。

「パンティも持ってたんだ」

「あぁ。塾が終わったら返すように、堀川先生に頼まれて」

「そうなんだ。ありがとう。今、穿いても良い?」

「あぁ」

白井さんは、狭い個室の中に二人きりだということを分かっているのだろうか? 白井さんは、パンティを、続いてブルマーを穿いた。


「やっぱ、安心するね」

「そうだろうな」

俺は、なんて答えたら良いか分からず、適当に相づちを打った。

「また、ここんとこ大きくさせているね」

そう言いながら、白井さんはズボンの上から俺のペニスを触ってきた。塾の中とは違い、今度は露骨に触ってきているといった感じだった。

「ちょっと、や、止めろって!」

「静香に言っちゃうよ」

「何をだ?」

「私のこと想像して、おちんちんを大きくさせていたことを」

「それは!!」

「言われたら困るんでしょう?」

コクン。

俺は、頷いた。

「だったら、素直に触られなさい」

「……」

俺には、何も言えなくなってしまった。


白井さんは、俺の前にしゃがんだ。そして、ズボンのベルトを掴んだ。

「ちょっと」

「何? 静香に話しても良いの?」

「ぅ、ううう……」

次の瞬間、ズボンとブリーフが一気に下ろされてしまった。

「いや!!」

そう言いながら、俺は両手でペニスを隠した。

「手は横!! いつも私たちが言われているの、知っているでしょう」

「それは先生であって、今は……」

「何? 静香に言って欲しいって?」

「分かったよ!!」

俺は、両手を体の横に移動させた。勿論、自らの意思とは全く違う行動だ。また俺は、白井さんの前でペニスを披露させられてしまった。

「長谷部君のチンチン。小学生の男の子みたぁーい」

「うっせえ!!」

「それに、皮も被っているんじゃないのぉーー」

「だから!!」

「こんなんじゃ、女を逝かせられないわね。って、まだまだ貴方には早いかもしれないけど」

「うっせえ!!」

「良いのかな? 私に、そんな口をきいても? 静香に言っちゃおうかなぁーーー?」

ことあるごとに静香の名前を出されるので、俺には黙って従うほかに無かった。


「おしっこするのと、オナニーする以外に使ったこと無いんでしょう。おちんちん」

そう言いながら、白井さんは俺のペニスを掴んだ。

「何か言ったらどうかしら?」

「い、痛いよ……」

白井さんは、引っ張ったのだ。

「あっ、ごめぇーーん」

思ってもいないくせに……。俺は、心の中で思った。

「早く、私の質問に答えてよ?」

「質問の意味が分からないんだよ」

「もう静香のアソコに、入れたことあるのかってことよ」

「なぁ!! ないよ!!」

信じられない質問に動揺する俺を余所に、白井さんは……。

「何、慌ててんのよ」

「うっせぇ!!」

「それしか言わないね」

白井さんは、俺のペニスを持ち上げ、ペニスの裏を見ていた。恥ずかしいやら悔しいやら、もう死んでしまいたいぐらいの気持ちなのに、俺のペニスは治まってくれない。


「恥ずかしいでしょう?」

「あぁ。だから、もう止めてくれ」

「嫌よ。だって私たちは、長谷部君から、もっと恥ずかしいことをされているんですもの」

「それは……」

俺には何も言えなくなってしまった。

その後も白井さんは、俺のペニスを上下左右に動かせて遊んでいる。

「ねぇー?」

「何だよ」

「キスぐらいは、したことあるんでしょう?」

「……」

俺には何も答えられなかった。確かに、キスぐらいは済ませていた。だが、この状況では素直に答えられる内容ではなかったからだ。そんな俺に対し白井さんは……。

「あるんだ。良いなぁ……」

小さく呟いた。俺には、意味が分からなかった。

「今、なんて言ったの?」

「何も言ってないわよ!! それより、いつまで、そんなの見せびらかせているのよ!! 長谷部君って、もしかして露出狂?」

「馬鹿か!! お前が脱がせたんだろう!! 今まで俺のペニスで遊んでいたくせいに!! この変態やろう!!」

恥ずかしさもあり、彼女を罵りながらブリーフとズボンを穿いた。

「今日のことは二人だけの秘密にしてあげる」

「当たり前だろ。絶対に誰にも言うなよな!!」

えっ!!

白井さんが俺にキスをしてきた。それも、口と口!!

「じゃあ、行くね」

そう言うと、白井さんはトイレの鍵を開けて走って行った。

この状況を整理しきれない俺は、しばし固まっていた。


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