投稿作品集 > それぞれの告白 絡み合う二人編 p.01

このストーリーは、bbs にて、のりぞう 氏より投稿していただいた作品です。 この作品の著作権は のりぞう 氏にあります。



■ 絡み合う二人 ■

<序>

こんにちは、私は里中多英と言います。

今日は、私が中学3年生の年に体験した、少しエッチで恥ずかしくて、それでいて甘酸っぱい思い出について話したいと思います。


<一>

私が「特別検査に協力してほしい」と担任の先生から頼まれたのは中学3年生の初夏の頃でした。

先生に「特別検査って何をするのですか?」と訊いてみたけど、先生は詳細については何も答えず、ただ「行けばわかる」としか話してくれませんでした。

いくら、担任の先生からの頼みとは言え、詳しい内容について何一つ解らない事に協力する気はありませんでしたが、「適任者は里中しか居ないんだ。先生を助けると思って協力してくれ」と先生から頼み込まれたのでした。

担任の先生からのたっての願いとあって、何も知らない中学3年生の小娘だった私は「嫌です」とは断れませんでした。

私は特別検査で何をするのか解らない不安がありましたが、少なくとも学校が関わっている事ですから変な事をさせられる心配はないだろうと思い、渋々ながら先生の頼みを聞き入れたのですが、結論から言えば、私の判断は間違っていたのです。

私が特別検査に参加したのは、忘れもしない7月20日の事でした。

なぜ、7月20日と細かく日付を覚えていたかと言えば、当時の海の日は7月20日に設定されていたからです。こんな事を書くと、私の年がばれてしまいそうですね(笑)


特別検査が行われたのは私の住んでいる町にある保健所で、私が保健所に着くと係の人に会議室みたいな部屋に通されました。

私が部屋に通されると、もう一人、女の子が居ました。彼女の名前は仮に麻衣子さんとしておきましょう。彼女の制服の胸についているピンバッチから、私の通っているM中学校の隣の学区にあるT中学校の3年生の生徒である事が判りました。

私は係の人に促されるままに麻衣子さんの隣の椅子に座ると、特別検査の内容について説明を受けました。私と麻衣子さんは説明を聞いていくに従って段々と顔色が悪くなり、二人とも激しい嘔吐感に苛まれました。

特に麻衣子さんなんかは説明の途中で中座して、トイレへ駆け込んで嘔吐したぐらいです。私は辛うじて吐くまではいきませんでしたが、トイレから戻ってきた麻衣子さんは顔色が真っ白で、歩くのがやっとと言った感じでフラフラしていました。

この日、係の人が私たちに申し渡した内容は、特別検査に参加する男の子たちの精液採集に協力する事。早い話が「彼らのオカズになれ」って言う内容のものでした。

しかも、大切な検査の一環である以上、相手の言う事を必ず聞く事、相手に罪悪感を感じさせない様に常に笑顔でいる事、そして、男の子たちには全裸で対応する事、の三点を係の人に約束させられたのです。

今日、検査を受けるのは私たちと同じ町内とその周辺の町に住む中学3年生の男子生徒であるという事で、私と麻衣子さんは同い年の男の子の格好のおもちゃにされるのです。


私たちが他人に裸を見せると言えば、水泳の授業で着替える時や修学旅行で一緒にお風呂に入る時に同級生の女の子達に裸を見せるぐらいです。しかし、今日、私たちは同い年の男の子たちに裸を見せなくてはいけないのです。

同性ですら裸を見せるのが恥ずかしいと思うのに、それを異性相手に裸を見せなくてはいけないのです。これでは、麻衣子さんが嘔吐しても致し方ありません。

でも、麻衣子さんは嘔吐して少し気分が落ち着いたのか、係の人が「麻衣子さんは調子が悪そうですから、もし、嫌なら辞めてもいいですよ」と勧められても「いいえ、私頑張ってみますから、よろしくお願いします」とハッキリとした口ぶりで辞退の話を断ったのです。

麻衣子さんのあとに辞退の話は私にも振られましたが、もちろん、私も辞退を断りました。実をいうと、もし、麻衣子さんが辞退したらどうしようと不安に思っていたのです。

もし、麻衣子さんが辞退したら、私一人で男子たちの相手をしなくてはいけないですからね。でも、麻衣子さんが辞退を断ったので、最悪な事態が回避できた事と、彼女が辞退を断った時の力強い返事が私に勇気をくれたのです。

なら、私自身は辞退を考えていなかったのか? と言われれば、私は辞退など考えてはいませんでした。

いくら、詳しい内容を聞かされていなかったとは言え、もし、この場で辞退をしたら先生との約束を破ってしまうという申し訳ない気持ちと、辞退をしたら何かしらのペナルティーを受けるのではないかと言う不安感があったからです。

もしかしたら、麻衣子さんも私と同じ気持ちでいたのかもしれませんね。

私たちへの最終確認をすると、「あなた達の出番までは少し時間がありますので、この場で休んでいて下さい。ただし、早く裸に慣れてもらいたいので、早めに制服を脱いで準備してください」と係の人は私たちに言い残して部屋から出て行きました。


<二>

係の人が部屋から出ていくと、この部屋に居るのは私と麻衣子さんの二人だけです。

私達は裸になると言う事態に直面して、少し困った顔をしましたが、まだ、同性同士という事もあって、お互い照れながらも制服を脱ぎました。会議室の窓はすりガラス状になっているので、廊下側から室内を覗かれる心配はないので安心して裸になれます。

制服の上着を脱いでスカートを下した時、私も麻衣子さんもスカートの下にブルマを穿いていました。

私は緑色で三本のサイドラインの入ったブルマを穿いていましたが、麻衣子さんのブルマはシンプルな紺色のブルマを穿いていました。こうしてよその学校のブルマを見ると言うのも新鮮な感じがして、お互いのブルマを見比べてしまいました。

この時、麻衣子さんが私の学校のブルマを見て「カラフルで羨ましいですね」と感想を漏らしたので、私は「緑色だと目立って嫌だよ。どうせ穿くなら、シンプルな紺色の方がいいよ。あまり目立たないし……」と私が答えると、彼女は私とは逆に「どうせ穿くなら地味な紺色よりもカラフルな色のブルマの方が可愛いに決まっているじゃん」と、本気で羨ましがっていました。


私も麻衣子さんもショーツ姿で過ごしているのと同然の恰好で体育の授業を受けるのが恥ずかしいと思っているので、どうせ嫌々穿くなら目立つカラーブルマよりも、シンプルなブルマを穿きたいと思っている私に対して、麻衣子さんは地味なブルマよりもカラフルなブルマを穿いて少しでも憂鬱な気分を紛らわしたいと思っていたのです。

隣の芝生は青く見えると言うものですね。

制服とブルマを脱いで下着姿になると、やっぱり女の子でしょうか、今度はお互い身に着けている下着が気になりだして、下着の比べっこをしました。比べっこと言っても、この当時ですからあまり派手な下着を身に着けている子など居ませんでした。

私はコットン製の純白無地の下着を身に着けていたのに対して、麻衣子さんの下着はうすい青色をしたバックプリントの下着を穿いていました。私の通っていた中学校は、町内では有名なぐらい校則の厳しい学校で、下着の色まで決められていたのです。

ですから、私は純白無地の下着を身に着けていたのですが、麻衣子さんの通う中学校は、数年前に生徒数の増加に伴い、私の通っているM中学校から分離して新たに作られた学校です。


そう言う事情もあって、T中学校ではM中学校を反面教師にして、管理教育の真っ只中でありながら、生徒の自主性を重んじた自由な校風の学校でした。その為、下着に関しても制服や体操シャツから透けて見えるほど派手な下着ではない限り、好きな下着を身に着けられる自由が与えられていたのです。

麻衣子さんは純白無地の私の下着姿を見ると「M中学校って校則が厳しくて大変だよね」と同情してくれましたが、私自身、下着とかファッションに関して無頓着なところがあって、逆に、T中学校みたいにある程度の自由が認められていると、どんな下着をつけていいのか悩んでしまう心配があるのです。

その点、下着の色が決められていれば、決められた下着を身に着けていればそれで済むので、私はこれはこれで楽だと思っていたのです。そんな事を麻衣子さんに話すと、彼女は可笑しそうに笑っていました。

それにしても、女の子同士が下着姿になるなんて、プールかお風呂に来ているみたいです。

下着姿同士になって、アレコレとお喋りをする様になると、二人の距離は一気に縮まった思いがしましたが、いくらお互いの距離が縮まったとは言え、さっき出会ったばかりの二人が裸になり辛いものがあったので、もう少し気分が落ち着くまで私たちは下着姿でお喋りする事になったのでした。


<三>

私たちが下着を下して生まれたままの裸ん坊の姿になったのは、下着姿になって30分ぐらい経ってからの事でした。

「そろそろ、脱いだ方がいいよね」と、麻衣子さんが裸になる覚悟を決めると、私も「そろそろ脱ごうか」と答えて、お互い目を瞑って下着を取りました。

下着を外して丸裸になった私は、麻衣子さんの裸を見て息を飲みました。流石は検査の協力を依頼されるだけのことはあって、彼女のバストはかたちのいいお椀型に張っていて、ピンク色の乳首が彩りを添えていました。

バストからウェストを通ってヒップに至るまで滑らかなS字カーブを描いてスラリと伸びた脚の先まで綺麗なボディーラインを流していましたが、綺麗なのは身体のラインだけではありません。

プリッと上がった小振りのヒップに下腹部を覆うヘアも縦長に生え揃っているのです。私は思わず「綺麗に生え揃えているけど、いつもお手入れしているの?」と訊いてしまう程です。

麻衣子さんは私のとんでもない質問にも嫌な顔せず「これ、自然に生えているんだ」と、照れ臭そうにアンダーヘアーを指先に絡ませながら答えてくれました。


麻衣子さんの身体はプールの授業で水着から露出している部分は真っ黒に日焼けしていますが、水着のラインの内側は白く肌理の細かい肌をしていました。まるで、ルネサンス時代に彫られた大理石彫刻の様な均整のとれた麻衣子さんのヌードに比べて、私の身体つきと言えば、思春期太りでポッチャリしています。

バストの膨らみだけは麻衣子さんに負けない自信はありますが、お腹は少し出ているし、ウェストだってほとんどくびれはありません。お尻だってぽってりとして不細工な形をしていますし、アソコの毛だって逆三角形にモジャモジャして生えています。

校則でおかっぱ頭にしているので、傍かれ見れば田舎の芋女子中学生そのものです。なんだか、おんなじ女子とは思えないぐらいの差です。裸になった私たちは、気まずそうにしなが胸とアソコを手で覆い隠しながら椅子に座りました。

「とうとう、裸になっちゃったね、私達」

私は麻衣子さんの裸を見ると同性でありながらドキドキしてしまうので、少しでも麻衣子さんから気を反らそうと思い、壁に掛っている時計を見ながら呟くと、麻衣子さんは「これから男子の前に出ないといけないんだよね。それを思うと、心臓がバクバクします」と、緊張に押しつぶされそうな声で答えました。

そう、麻衣子さんが言う様に、これから本番なのです。私たちが相手にするのは異性に最も興味を示す思春期真っ只中の男子たちです。それは、私たちの想像をはるかに超えた男子達の妄想に付き合わされることを意味するのです。


<四>

私たちが呼び出されたのは、保健所に集合して三時間ほどたっての事でした。

私たちは係の人に付き添われて別のフロアーにある部屋に連れていかれましたが、この時、私たちは何も身に着けていない裸のままで歩かされたのです。祝日という事もあって、保健所は閉まっていたのでフロアーの中は私たちしかいませんでしたか、それでも、裸で歩かされると言うのはとても嫌でした。

私たちが係の人に案内されたのは、「最終検査室」と書かれた紙の貼られた部屋でした。

最終検査室に通された私と麻衣子さんは、部屋に置かれた椅子に座るように言われました。私たちは言われるままに椅子の上に腰かけると、改めて説明を受けました。

ここでは、前回の説明プラス検査に参加した男子について教えてくれました。今回の検査に参加したのは全員、町内外の中学校に通う中学3年生の男子で、私の通っているM中学校と麻衣子さんの通っているT中学校の生徒は参加していない事を教えてくれました。

私たちはそれを聞いて胸を撫で下ろしました。少なくとも、同じ学校の男子生徒には私たちの裸を見せなくて済むからです。そして、一通りの説明が終わると、いよいよ私たちの裸を男子たちにお披露目する時が来たのです。

「いろいろ大変だと思うけど、大切な検査だから頑張ってね」と、精液を回収する役目の看護師さんに励まされると、私と麻衣子さんは頷きました。


<五>

とにかく、中学3年生の男子と言うのはエッチな塊みたいな存在です。

一人目の男子が部屋に入ってくると、気まずい空気が流れました。私たちは当然生まれたままの素っ裸で待機していたのですが、部屋に張ってきた男の子も素っ裸で入ってきたからです。

私はイケナイと思いつつも男の子のアソコに目をやると、彼は恥ずかしがって大切な部分を隠してしまいました。

すると、看護師さんが「女の子達だって恥ずかしい場所を隠さずに頑張っているでしょう。男の子ならもっと堂々としてなさい」とオチンチンを覆っている手をどかして横づけするように注意しました。

看護師さんに注意された彼はゆっくりと手をどけると、ビンビンに勃起したオチンチンが見えてしまい、私は赤面してしまいました。この時の私は極度の緊張と不安とで、口の中がカラカラに乾き、「よろしくお願いします」と挨拶もしっかりと言えない程でした。

まず、一人目の男の子に依頼されたのは、「座ったまま股を大きく広げてオマンコの中を見させて欲しい」と言うものでした。

私と麻衣子さんは火が出たみたいに顔を真っ赤にして、言われるまま股を広げると、自分の指を使ってパクリと恥ずかしい部分を広げました。


お股を広げている時、私も麻衣子さんもまともに男の子の顔を見る事が出来ずにうつむいていたら、「男の子だって恥ずかしいのを我慢してマスターベーションをしているのよ。あなた達も顔を上げなさい」と怒られてしまいました。

私たちは引きつったような笑顔を男の子の方に向けると、涙が滲んでしっかりとみる事が出来ませんでした。

二人目の男子はスレンダーな子よりもポッチャリ系の子が好みなのか、私はその子の顔の上でスクワットをするように言われました。私は彼の指示に戸惑いましたが、「何をやっているの、早く言われた通りにしなさい」と、また看護師さんに怒られてしまいました。

私は仰向けに寝ている男の子の顔の上を跨ぐと、両手を頭の後ろに組んで、ゆっくりと腰を落としました。私が腰を落とすと、割れ目が開いて膣に直接男の子の生暖かい息遣いを感じました。

あ、私見られている……。腰を落とすたびに感じる男の子の息遣いに私は変な気分になってくると、身体の芯からジンジンと熱っぽくなりました。

三人目の男の子は、私たちにオナニーをするように言うと、看護師さんも「あなた達は、学校で習っているでしょう。普段、家でやっているようにやりなさい」と、私たちにオナニーをする様に追い打ちをかけたのです。


私たちは一人目と同じように股を広げると、左手で自分の乳房と乳首をまさぐって、右手を陰部にあてがい、陰核を弄りました。

特に、私の場合は二人目のスクワットの時、アソコを濡らしてしまったので、右手の指先を動かすたびに、湿った吐息と共に、クチュクチュと愛液が滲み出る音が聞こえて恥ずかしかったです。

三人目の子は、私たちが果てるよりも先に射精をしたので、私たちのオナニーも途中で終わりです。

私も麻衣子さんも中途半端に火照った身体を持て余し、無意識のうちに股間に右手をあてがってしまったのですが、この時、看護師さんが私たちの手の動きを見咎めて「許可のないマスターベーションは禁止です。自制が利かないのなら、この場から出て行きなさい」と怒鳴られてしまったのです。

私と麻衣子さんはウズウズと疼く下半身を持て余しながら、次の子が来るのを待ったのでしたが、四人目の子は私たちに「立ったままでいいから裸を見させて欲しい」と、私たちの欲求を満たしてくれる指示を与えてはくれなかったのでした。

こんな調子で、男の子たちの要望に従ってきた私達ですが、七人目の子はかなりキワドイ要求をしてきたのでした。


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